Othello! JAPAN Blog


イギリスのベテランプレイヤー、Imre Leader。

私がオセロを始めた頃から世界大会で活躍してる選手なので、なんかすっごく年上に感じるんですけどね。実はちょっと年上なだけです。

彼とは2007年世界選手権以来になります。
その大会の後に書いたブログで、彼についてこんなことを書いてました。

■ Imre Leader

すごく感じのいいおっちゃんです。物腰やわらかくて、何より話し方、話すときの表情がいい奴なんだろーなという空気をかもし出しています。
予選最終戦での私も対戦してますが、あれは100%暗記勝ち(35手目まで暗記です)だったのでちょっと実力は測れないのですが、準決勝をかけたプレイオフの粘りもすごかったし、今なお昔の強さを持っているようですね。
 ⇒ https://blog.goo.ne.jp/othellojapan/e/41fea7d816705911ad654aba50f45d1c

でね、やっぱり相変わらず感じのいい人でした。
あと、イギリス人の英語って聞きやすいですね。あときっとやさしい言い回しをしてくれてるんだとは思いますが、私の英語力でも彼とはわりと普通に会話できます。

残念ながら今回は彼との対戦はありませんでした。

彼も村上さんのフランス語について言ってた


そうでしたそうでした、彼も村上さんがあっと言う間にフランス語を習得した件について話してました。

ただおもわずウケてしまったのが、

Takeshi のフランス語と、Tetsuya のイタリア語は、どっちの方が Better なんだ?

という質問。
だんっぜん村上さんのフランス語の方が上! と即答しましたが、どうやら Imre、私がイタリアの友人たちとイタリア語ではしゃいでいるのを見て、私が普通にイタリア語を使えているように見えたようで。「彼らがゆっくり簡単な表現でしゃべってくれればだいたいわかるけど、本気でしゃべられたら30%も理解できないよ」と伝えると、「そうかぁ、いやぁ、Tetsuya がイタリア語をしゃべってるのを聞くと、そのリズムがすごくいいから!」と、相変わらず感じのいいことを言ってくれるおっちゃんでした。



昨日ローマオープンについてさらさらっと書きましたが、折角なのでいろいろと振り返りつつ書いて行こうかと思っています。

楽しみにしてたArthur Juigner君との対戦


第4試合でフランスの天才少年、Arthur Juigner 君と当たりました。

知ってる人は知ってると思いますが、すごい少年なんですよ。
2014年フランス選手権では12歳ながら優勝してフランスNo.1になったりしてて。
世界選手権では、日本代表の和田君やあっくんの前にジュニア世界一は取れませんでしたが、子供だけど子供じゃない(?)、ヨーロッパの立派な強豪の一人です。

私個人の話になりますが・・・
天才系ジュニアプレイヤーとの初対戦、私あまり勝てないんですよ。。
福地君との初対戦は負けてますし、あっくんとの初対戦も負けてます。先日の地区大会対抗戦では和田君との初対戦で負けてるんですね。。

ってことで、Arthur君との初対戦は勝ちたい!

スイスから駆け付けたようで


お母さんに話を聞いたところ、今は一家でスイスに住んでいるそうで、となるとなかなかオセロ大会に参加できる機会がなく、お母さんとしては可能な限り可愛い息子に強い人と打つ機会を与えてあげたいんですね。今回も金曜日に学校が終わってから、駆け足で空港に向かい、ローマまで来たそうです。

こういう風に、子供に可能な限り機会を与えたいって親が頑張るのは、やっぱり万国共通なんですね。
もちろん本人の努力によるところが大きいのは当然ですが、こういう親のサポートがあるとないでは全然違いますもんね。

村上さんが瞬く間にフランス語をしゃべれるようになった件


Arthur君ママが、すごい興奮して話してました。
村上さんが「フランス語の勉強を始める!」と宣言して1年後に会ったら、もうしゃべれるようになっていた! と。
今では学校でフランス語の先生までしてるのよね! と。

具体的に誰に言われたかは忘れてしまいましたが、同じようなことを他にも2〜3人から言われました。

オセロに限らず、村上さんのこういうところってほんとすごいですよね。
すごく尊敬するところですが、自分には村上さん的なやり方は真似できないので参考にはできない(笑)。

そして Arthur 君と初対戦


話はそれましたが、そんなこんなで Arthur 君との初対戦。
上の写真は序盤〜中盤くらいのところかな。

妻さんには「早くも頭を抱えてる」と映ったようですが、決して苦しくて頭を抱えてるのではありません。
集中するためのポーズです。
序盤でやや有利になれたゲームでしたが、その後も一切緩むことなく、中盤で勝ちを決めることができました。

一緒に記念撮影


Arthur君、大きくなったよね。(当たり前か)



背も抜かれてくやしい(?)ので、背伸びして撮ってみた。



背伸びをやめると Arthur 君のが高いっす。



5月12日(土)〜13日(日)の2日間、イタリアのローマでローマオープンが開催されました。
パリオープンとかと同様で、このローマオープンも2年に1回EGP(ヨーロッパグランプリ)の対象大会となります。で、今年はEGP対象大会です。なので普段よりイタリア国外からの参加者が増えます。

ちょうど今年、イタリア旅行に行きたいなぁと思ってて、古くからの友人 Francesco Marconi に、「5月くらいにローマに遊びに行くから、ローマオープン5月にしてよ」とお願いしてみると、案外あっさり受け入れてくれまして。
そんなわけで、ローマオープンに参加してきました!

世界チャンピオンの高梨九段が招待された


イタリアの彼らも、ローマオープンを盛り上げたいという思いで、Michele Borassi(イタリア人ですが今はイタリアに住んでない)とか、Ben Seeley とか、Piyanatとか、その辺にも声かけをしていました。日本からも他に誰か来られないかと問われたのですが、まぁね、夏休みとかそういう時期じゃないですからね、なかなか簡単に行ける人っていませんよね。

で、しばらくすると、この Alessandro di Mattei、



Yusukeを愛して止まないAlessandroが、高梨九段を招待しちゃおう、と考えたようで。
イタリアのプレイヤ数人でお金を出し合って、飛行機とホテル用意するから来てくれと、高梨九段にラブコールです。

そこまでされたら高梨九段もちょっと無理してでも行かなきゃって気になります。そんなわけで、日本からは私と高梨九段が参加することになりました。

大会会場




大会会場はこんな感じのところです。
Re di Roma というメトロの駅から歩いて7分くらいのところ。



ちょっとオタクっぽい店ね。
なんかいろーーーんなゲームが山積みになってます。

トロフィー




トロフィー達。なんかいっぱいあるっしょ。
メダルもたくさんあるしね。

実はこのローマオープン、今年はヨーロッパグランプリ対象大会なわけですが、それと同時にイタリアングランプリの対象大会でもあります。
なのでこの大会の結果によって、年間イタリアチャンピオンも決まるのね。そのためのトロフィーもあります。
また、イギリストップとかフランストップとか、そういうちょろちょろっとしたトップ賞も用意してるみたいで。
それでトロフィーとかメダルがたくさん。

そして試合の方は・・・


試合は1日目が7試合、2日目の午前(ランチ前)が4試合、計11試合の予選になります。
11試合の上位2名が3盤勝負により決勝、3位と4位が一発勝負の三位決定戦となります。

11ラウンド終了時点の成績は・・・



高梨九段11勝、中島八段10勝1敗と、日本人同士の決勝となります。

3位に勝ち星2つ離してますし、結果だけを見ると我々日本人2人がダントツって感じですが、内容はそこまでダントツではありません。
自己申告によれば高梨九段も何局かあやしいゲームがあったとのことですし、私も数局あやしいゲームがありました。でも終盤の入口から終盤にかけてちょっとクエスチョンな手を打ってもらえて、ひっくり返せるんですね。

あ、あとね、誤解しないで欲しいのは、イタリアの選手のレベルは決して低いわけではないですよ。
どれくらいだろう、日本の段位で言うと、今回参加していたイタリアのトップ選手は四段〜五段くらいなのかな。

そして決勝は・・・


もうどこかで見た人も多いと思いますが、一試合目を高梨九段、二試合目を私が勝って迎えた3局目、実力差に体力差も加わって、終盤で有りえないド敗着を打って負けてしまいました〜。

ということで、今年のローマオープン、優勝高梨九段、準優勝私、ということになりました。



写真は小学校に入ったばかりの武虎(たけとら)君。

2週間ほど前の話になりますが、小田子ども文化センターで三屋七段がやってる子供の大会で、なんと全勝優勝!

虎ちゃんは4ヶ月前に私の小学生オセロ教室に入会してきたばかりの子なのですが、メキメキと力を付けてます。
まだ小さいのにほんとしっかりした子で、教室の時も私の話を真剣なまなざしてしっかりと聞いています。たまに教えてないことを口走ることもあり、家でもいろいろな方法で相当練習しているようです。

これは私の推測ですが、お家ではたぶん、お母さんがちゃんと見てあげてるようです。
本人に聞いても否定していますが、きっとお母さんもそれなりに強い(強くなった)はず。

虎ちゃんはオンラインオセロ教室にも入っていて、終盤こんぴと仲良く(?)しています。
終盤こんぴってのは次々に詰めオセロを出してくれるコンピュータ。終盤こんぴの部屋に入って行くと、詰めオセロの問題がたくさん待ち受けています。
この終盤こんぴのおかげか、虎ちゃんは特に終盤がしっかりしています。良く考えて、しっかりとした手を打ちます。

そんな虎ちゃん、まだ1年生になったばっかりなんですよね〜。
小学生グランプリも小学生名人戦も、まだそれぞれ6回もチャンスがあります。
虎ちゃんが小学生チャンピオンになる日が楽しみ!

■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/

■オンラインオセロ教室
http://school.othello.org/

今年で3回目になります、5人一組の地区大会対抗戦。今度の日曜、4月29日に品川で開催されます!

■第3回地区大会対抗戦
http://www.othello.gr.jp/competition_guide/11292

5人一組の団体戦ということで事前申し込みが必要となっています。
多数のチームから参加予約を頂いてますが、まだ数チーム空きがあります!

出ようかどうしようか迷っている方、ぜひご参加下さい!
なかなか5人集められなくて申し込めていないという方、4月28日に開催される東京オープンに参加すれば、きっと会場で同じ悩みを持っている人が見つかるはずです!

とゆーことで今度の週末はぜひ、土曜は東京オープン、日曜は地区大会対抗戦でお楽しみ下さい!

今度の土曜日、4月28日は品川で東京オープンが開催されます。

普段のシーサイドオープンよりちょっと段級位が取りやすくなっていることもあり、毎回たくさんの参加者が集う人気大会になっています。

定員オーバーの危険を避けるため、たくさんの人から事前予約を頂いています!

■第5回東京オープン
http://www.othello.org/special/tokyo2018.html

さて、今回の東京オープンでは、以下の賞品を用意しましたよ!



ユニクロで発売されたオセロTシャツです!

なんかね、ネットニュースでこのオセロ盤なTシャツを見た時は「なんなんだろう・・・」と思ったのですが、実物を見てみると、格子状のデザインのわりと普通の(?)Tシャツではないか、と思えてきました。

どうです? 欲しくなってきたでしょ?

とゆーことで、オセロTシャツ目当ての人も昇段・昇級目当ての人も、とにかくオセロが打ちたい人も、今度の土曜日はぜひ品川へ!



4月1日、横浜にて横浜新人王戦が開催されました。

新人王戦は初段以下が参加可能な部門で、初段の人にとっては優勝が狙える楽しい大会です。

中島八段の小学生オセロ教室の教え子達もこの大会に何人か参加していたわけですが、5勝1敗で颯太君が優勝という情報をとある情報筋からリアルタイムで入手、いろんな意味で興奮してしまいました!

颯太君は、私の小学生オセロ教室の2期生になるのかな。昨年の6月からずーっと通ってます。ほとんど(全く?)休んだことがないように記憶しています。

小学生オセロ教室に入る前の話ですが、昨年の小学生グランプリブロック予選では、1位の子と3位の子に負けて2敗を喫して予選通過ならずというちょっと運の悪い成績だったようです。が、確かに、入校当初から、決勝大会に進んだ他の子に普通に勝ったりしていました。

最近だいぶ強くなってきていて、ちょうど先月、中級クラスから上級クラスに上がったところでした。

で、颯太君のすごいところは、言われたことを素直に真面目にやるところかな。
上級クラスになると対局よりも講義がメインだから、他の上級の子もやってるように普段はオンラインオセロ教室でたくさん打つようにした方がいいよと言うと、速攻で iPad を手に入れてオンラインオセロ教室にも登録しました。さくっと iPad を買ってあげちゃうお母さんもあっぱれ!(笑)

この春休みには頻繁にオンラインオセロ教室の対戦ロビーに入り、そのタイミングで相手がいなくても、対局ルームを作って相手待ちをしてたりしています。
これもね、ログインした時に誰もいなくても、部屋を作ってちょっと待ってれば相手が来るはずだよ、という言葉通りに実践してくれたもの。

  * * *

ちなみに、先月の品川シーサイドオープンにて、1回戦で颯太君は私を指名しました。
こういう、玉砕覚悟で強い人との対局を望むところも、なかなかの姿勢ですよね。

その対戦でもそうでしたし、普段教室で見ていてもそうなんですが、強くなってきたとは言ってもまだまだ「有りえない」手もたくさん打ちます。
でもなんか最終的に勝っちゃうのが颯太君の不思議なところなんですが、やっぱり有りえない手を打ってしまうと、強い相手には絶対に勝てません。

そんなわけでして、横浜新人王戦で優勝した颯太君も、まだまだたーくさん改善すべき点があります。
つまりは、まだまだ伸びしろがたーっぷりあるってことで。
今後の颯太君に期待!

■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/
■第14回横浜新人王戦 堀内初段が優勝
http://www.othello.gr.jp/competition_result/11430


コピー用紙を買ってきました。
500枚のものを3セット。重かった。。。

ここのところ、コピー用紙の消費がめっちゃ早くなってます。

中島八段の小学生オセロ教室では、主教材としては「たのしく上達図解オセロ」を使っていますが、副教材としてプリントも多用しています。



ちなみにこの7枚、前回(3月25日)の教室で使ったプリントです。
福地君とかあっくんがあっさり打つ手について、小学生名人戦決勝の対局を使って、彼らはどういうことを(瞬時に)考えてその手を打っているのかいろいろ説明しました。

この日からなんですが、上級クラスは講義メインで、対局そのものはやらないやり方に変えてみました。
初級クラス・中級クラスはもちろん、対局メインのままですよ。

で、上級クラスの子達、普段通り教室が始まる1〜2時間前には会場に来て別室で練習対局をたくさんしているのですが、やっぱりこの日は打ち足りなかったようで、その夜オンラインオセロ教室内でプライベートトーナメントをやって盛り上がっていました。


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/
■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/



年々盛り上がりを増しているオセロ小学生グランプリ、今年も開催されます!

5月から7月の3ヶ月間、全国各地で予選大会が開かれます。
上に案内のチラシを掲載しましたので、まだ手にしていない方はご確認下さい。

チラシに書いてありますが、公式サイトは4月上旬にオープンするそうです。

 ⇒ http://www.othello.gr.jp/syogakusei-gp/

さて、昨日の記事にも書きましたが、品川では毎月2回小学生オセロ教室を開催しています。

先月だったかな、そのオセロ教室の後、教室に通うR君のお母さんから相談を受けました。

仕事の都合でお母さんが数ヶ月東京を離れる必要があり、R君はお父さんと一緒に東京に残るか、お母さんについて行って転校するかの選択で悩んでいる、と。
直感では小学生くらいだとお母さんを選択しそうですが、話のポイントはそこではありません。

お母さん曰く、R君的には

・東京に残ればこのままオセロ教室にも通える。小学生グランプリ決勝に行きやすいのではないか。
・お母さんについていった先の小学生グランプリの方が、東京より強豪が少なくて通りやすいのではないか。

なんと、小学生グランプリ決勝進出のしやすさで選ぼうとしてる。(笑)

R君はわりとおとなしめの子なのもあって、まさかオセロに対してそんな強い思い入れを持っている子だったなんて気づいてませんでしたが、いやぁ、こんな話を聞いちゃうと、なお一層鍛えてあげなきゃな、って気持ちになっちゃいますね。

あ、で、私に対する相談のポイントというのは、東京予選と、その引っ越し先の予選と、どちらの方が通過しやすいか、というもの。
いやーーー、難しい質問でした。
参加人数に対する予選通過人数の割合は決まっているので、割合的にはどこの予選に出ても一緒。
東京には強い子がたくさんいるけれども、一般の子もたーーくさん参加します。運悪く強い子が固まっちゃったリーグに入れられると通過は厳しくなるけど、強い子がまったくいないリーグに入れた場合にはとても通過しやすい。
そんなわけで、ご相談に対してはっきりとした答えはできませんでした・・・。


結局、R君はお母さんについて行くことになりまして、数ヶ月お別れになってしまいます。
でもほんの数ヶ月ということなので、小学生グランプリ決勝大会よりちょっと前にはまた戻って来られるのかな。

決勝大会に行けるよう、頑張ろうね!


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/



毎月2回、品川で小学生オセロ教室を開催しています。

昨年3月に開始したので、もう丸1年経過しました。

みんな、確実に強くなってきています。
昨年の小学生グランプリ、今月の小学生名人戦共に、あと一歩、最後勝てば入賞ってところまで行った子が数人いるのですが、惜しくもそのゲームを落としてしまっています。
ほんと、あともう一歩。

できれば今年、遅くとも来年には、当教室の子達がたくさん入賞できるようにしてあげたいと思ってます。

さて、そんなわけで昨日はオセロ教室の開催日だったのですが、まだ幼稚園生のO君がすごい手を打ったので紹介しちゃいます。

上の写真の局面、黒の番。
黒の勝ちは動かないところではありますが、ここでO君、ちゃんと時間をかけてじっくり考えます。
そして、打たれた手は・・・

●a2!

う、うまい。
この子はまだ年中さん。当教室に入ってまだ3ヶ月。
お兄ちゃんが既に有段者というアドバンテージはあるわけですが、いやぁ、それにしてもこの局面で、自分で考えて●a2が打てる年中さんってすごくないですか?!

Xにむやみに打ったらだめ、Xにある石を裏返したらだめなんていう基本的なことはちゃんとわかってる子ですから、この手はたまたま打った手じゃないですからね!

そんな感じでして、まだ教えてもいない手筋を自分の頭で考えて打ってるのを見て、めっちゃ感動してしまいました。

  * * *

O君ももちろんそうですし、この教室に通ってちゃんと力を付けている子って、やっぱり親御さんの協力が大きいですよね。
親がオセロが強いのが一番手っ取り早かったりもするのですが、オセロがわからなくても、お子さんのためにいろいろ考えてあげて環境を整えてあげてるなぁ、と。

ごくごく稀に、教室に入れとけば勝手に強くなるという幻想(?)を持っちゃってる方もいらっしゃるのですが、オセロに限らず、習いに行くだけでは大きな上達は臨めませんからね。新しいことを習って、正しい知識を身に付けて、そして普段の練習でそれを定着させる。この、普段の練習こそが大切です。

まぁこれって、オセロに限った話じゃないので、自分自身が受験勉強をしていた時のこととかを思い出せば、何をしてあげたら良いかって見えてきますけどね。ただ、手間をかけてそれをやってあげるって大変なことではありますから。小学生オセロ教室にお子さんを通わせているほとんどの親御さんたちは、毎週のようにいろんな大会に連れていってあげたり、コンピュータの使い方を教えてオンラインオセロ教室で練習できるようにしてあげたり、一緒に棋譜をならべて一緒に考えてあげたり、自分も完全にはわからないながらもお子さんのために頑張ってる方が殆どで、ほんと感心しています。

そんな感じで、親御さん達の意識がみな同じ方向を向いてることもあって、子供がライバルでありながらも、みんな仲良く楽しそうで嬉しいです。
もちろん、子供達もみんなやたら仲良く楽しんでます。

実のところ私が一番、楽しくやってるんですけどね。

東北の大清水さんのように、私も早く号泣したい!


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/

この小学生オセロ教室は東京の品川で開催しておりますので、遠方の方はオンラインオセロ教室をお勧めします。

■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/