Othello! JAPAN Blog
いやぁ、今週は猛烈に忙しかったです。
もちろん、30年以上オセロに関わってきたおじさんとしてはうれしい限りなのですが。

福地君がすごいことをやってくれたおかげで、オセロがメディアに猛烈に注目されましたね。
局への行き帰り等で使ったタクシーの運転手さんに軽くオセロの話を振ると、「あ、あの11才の・・・」と、100%が知っていました!

さて、忙しかった今週を振り返ってみますが、、、

10/16(火) フジテレビ とくダネ! 生放送
10/16(火) フジテレビ ノンストップ! 生放送
10/16(火) フジテレビ プライムニュース インタビュー撮影
10/17(水) TBS ひるおび!
10/20(土) 毎日放送 (TBS) サタデープラス 生放送
10/20(土) 毎日放送 (TBS) せやねん(関西ローカル) 電話取材
10/20(土) テレビ朝日 サタデーステーション インタビュー撮影

生放送については上に書いた放送日の前日にはかなりの時間を使って打合せを行ってます。
まだ放送されたませんが、最後のサタデーステーションのインタビュー撮影は18日(木)にやっています。
で、20日の毎日放送の生放送は朝早い時間帯のため、前日19日(金)夕方には大阪に入ってます。

ってわけで、実は今週は毎日テレビ関係の何かで動いており、本業はまったく手につかず。。
今日もちょっと前に大阪から帰ってきたところね。

まぁそんなわけで、私が関わったものだけでこれだけになりますから、他に坂口さんとか、麻布オセロ部とか、東大オセロサークルGOROとか、とりあえずニュースとして扱ってくれたところとか、今回はメディアで扱われた数で言ったら大変なことになってますよね。

たくさんの人がオセロに関するニュースを見て、オセロに興味を持ってくれて、オセロの楽しさに気づいてくれますように!

いやぁ〜、すごい!
ほんとに福地君やってくれましたね〜!

小学5年生の福地啓介六段、Othello! JAPAN動画でも紹介しましたが、8月5日に開催された小学生グランプリで優勝しています。

この大会を優勝して、小学生の部の代表として世界選手権への切符を手にしました。

「小学生の部」の代表として世界選手権に出るとは言っても、小学生だけで戦うわけではなく、他の大人と代表と一緒に、大人と混じっての大会となります。
なので「小学生世界一」だけでなく「世界一」にもなれるチャンスがあるわけですね。理論上は。

普通の小学生ならあくまでも「理論上」なんですが、福地君の場合は違います。
実際のところ、日本国内のランキングでも2位ですから。普通に優勝候補の一人です。

で、そんな福地君、ほんとに世界選手権で優勝してしまいました!
ユース部門はもちろん、年齢制限なしのオープンでも優勝です!
世界で一番強い人になったんですよ!

昨年の小学生チャンピオンの高橋君も世界選手権で準優勝というすごいことを成し遂げたわけですが、なんと福地君はその上を行ってしまいました!
いやぁ、日本の小学生オセロ界はやばいことになってますよ!

福地君、11歳128日での世界選手権優勝を達成です。
谷田七段の記録を4年も更新。
もうさすがにこの記録は一生破られないんじゃないですかねぇ。。。

福地君は誰かに教わって強くなったというわけではなく、コンピュータを使ってほぼ自力で強くなったという噂です。
普通はなかなかそうはいきませんよ。
もともと相当頭が良いんだろーけど、それだけではオセロ強くなれませんからね。
いろんな方面に頭が良いんでしょうね。

いやぁ、、正直なところ、小学生に先を越されてしまって、私としては大変ジェラシーなわけですが、いやぁ〜、すごい戦いっぷりでしたほんと。

  * * *

でも小学生で世界一って、夢を与えてくれますよね!

うちの子も福地君のようになれるかもしれない! って思った方、関東にお住まいの方でしたらぜひ、私のオセロ教室に来てみて下さい。
福地君はすごすぎるので「福地君のように」まではちょっとお約束できませんが、福地君に一歩でも近づくためのお手伝いをさせて頂きます。

「中島八段の小学生オセロ教室」では、2018年秋季生を募集しています。
説明会を11月4日(日)に開催しますので、ご興味のある方は下のリンクからご確認下さい。


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/

■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/

昨日メジャー大会連続出場記録という記事を書きましたが、調べられる部分を調べてみました。
オセロ連盟公式レートにデータとして入っている、2004年全日本以降のメジャー大会について調べた結果を発表します!
1. 中島 哲也 八段 42回 (継続中)
2004年全日本〜2018年王座戦
2. 高梨 悠介 九段 36回 (継続中)
2007年名人戦〜2018年王座戦
私がおよそ15年、高梨九段は丸12年、全てのメジャー大会に出続けてるわけですね。
高梨九段との差はたったの6回。私が衰えてメジャー出場を逃した時点で、その記録は2年後に高梨九段に塗り替えられることになる。。。
3. 大清水 崇典 六段 25回
2009年名人戦〜2017年名人戦
2017年の全日本を逃したのは、ブロック大会で菅原三段(当時)に敗れて2敗を喫したからかな。大清水六段の連続出場を止めた菅原さんは、現在の女子世界チャンピオンですね。
4. 末國 誠 九段 24回 (継続中)
2011年名人戦〜2018年王座戦
末國九段は私以上に皆勤キャラなんですが、2006年〜2010年の5年間、仕事の都合でシンガポール人してました。
とは言っても、現在24回継続中なので、3位に上がるのはもうすぐ。
5. 岡本 一樹 九段 22回
2009年王座戦〜2016年王座戦
岡本九段は2017年の名人戦を欠場。
6. 村上 健 九段 20回 (2004年名人戦以前継続の可能性有り)
2004年全日本〜2011年全日本
村上九段のこの記録は、今回の集計に入っていない2004年名人戦以前から継続している可能性があります。
ただ、2001年に名人戦を優勝した村上九段は「荒らさないため」という理由でその年の全日本を自ら欠場してたはず。なので最大で25回ということになります。
7. 滝沢 雅樹 九段 19回
2004年全日本〜2011年全日本
8. 宮岡 環 七段 18回 (継続中)
2012年王座戦〜2018年王座戦
8. 戸田 智也 七段 18回
2010年名人戦〜2015年王座戦
10. 清信 健太 六段 17回
2011年名人戦〜2016年全日本
10. 山川 高志 七段 17回
2008年王座戦〜2014年名人戦
7位〜10位はこんな感じ。
8位の宮岡七段は継続中なので、来年はもうちょっと順位が上がりますね。

2004年以前については・・・


さすがに、オセロニュースのアナログデータを集計するのは手間がかかり過ぎるので、そこには手を出さないでおきます。

ただ、1999年以前の名人戦は挑戦制で、各ブロックの地区名人戦を勝ち抜いた16名が挑戦者決定戦に出られる、という形式でした。
という感じの狭き門だったので、1999年以前に30回とか40回とかの連続出場はさすがになかったのではないかと思います。

なので2004年名人戦以前のデータを含めても、上に書いた上位の結果は変わらないと思います。

集計してみての感想


普通はね、仕事の都合とか、体調とか、家庭の事情とか、学生なら受験とか、年を取って来れば棋力の衰えとか、そんな感じのメジャー大会に出られなくなる理由はいくらでもあります。

私の場合、2004年の夏からほぼ15年、全てのメジャー大会に参加できているわけで、いやぁ、ほんと恵まれてますね。

とりあえずの目標としてはあと8回、2021年の名人戦まで継続して、連続メジャー出場記録を50回に伸ばしたいですね!

先日シーサイドオープンの後に何人かで食事に行きまして。
その場で高梨九段が「メジャー大会連続出場」について口にしました。そして「たぶん中島さんが最長記録保持者ですよ!」と。

そんなわけで、メジャー大会(名人戦・全日本選手権・王座戦)の連続出場記録について調べたくなったのですが、オセロ連盟の全国レートの情報は2004年以降でして、それ以前については調べようがありません。

ちなみに、連盟レートのデータからも記憶からも、私が2004年全日本選手権以降連続で参加してることは間違いありません。
なので、42回連続で出ていることは間違いないです。
データもなく、記憶もあいまいなのが、
2004年 名人戦
2003年 全日本選手権
2003年 名人戦
あたりになります。

たぶん、2003年名人戦は出ていない。2003年全日本と2004年名人はたぶん出てる。
なのでこのあやふやな記憶が正しいとすれば、今年の王座戦までで44回連続出場となっているはずなんです。

データを持ってる方、ご協力を!


2004年以前になるとたぶん、オセロニュースをひっぱり出して確認するしか方法がないと思うんですが・・・
どなたか、連続出場記録を持ってそうな人について調べてみてくれませんか!

そこまでは面倒、ということでしたら、上記3つの大会に私が出てるか出てないか教えて下さい!

2020年王座戦で連続50回!


上に書いた私のあやふやな記憶が正しければ、現時点で44回。
とゆーことは、2020年の王座戦で連続50回になります!
もちろん、来年の王座戦の参加資格が得られること、来年秋の全日本の参加資格が得られること、2020年の王座戦の参加資格が得られること、この3つをクリアする必要はありますけども。

いつの間にかそんな数になってたんですが、いろんな意味で結構すごくないっすか?
現在の「年3回」を基準に計算しても、50回参加するには17年必要ですからね!

オセロニュース発見


と、ここまで書いたところでブログをアップしたのですが、、、
探してみたら2004年のオセロニュースが出てきました。

私のあやふやな記憶は正しくなく、2004年の名人戦には出ていないことが判明!

とゆーことで、現時点でメジャー大会連続出場は42回でした。

なので2021年の名人戦で連続50回ということになるようです。

別のキリのよい表現だと、2019年の全日本まで連続参加できると、「15年連続で全てのメジャー大会に参加」ってことになるのかな。


品川シーサイドオープン最終戦、中島八段 vs 高梨九段

2018年9月22日(土)に開催された品川シーサイドオープンで、東京グランプリ2018対象大会が全て終了しました。

今年から(来年から?)全日本選手権の開催時期が変わったため、通常1年間に渡って行われるこのレース、今回は6月〜9月の4ヶ月という短いレースになりました。

東京グランプリ2018の対象となる大会は以下の10大会です:
2018年6月09日(土) 第127回りんかいチャレンジカップ
2018年6月23日(土) 第136回品川シーサイドオープン
2018年7月07日(土) 第128回りんかいチャレンジカップ
2018年7月21日(土) 第137回品川シーサイドオープン
2018年8月04日(土) 第129回りんかいチャレンジカップ
2018年8月11日(祝) 第7回東京オープン
2018年8月18日(土) 第138回品川シーサイドオープン
2018年9月08日(土) 第130回りんかいチャレンジカップ
2018年9月15日(土) 第8回東京オープン
2018年9月22日(土) 第139回品川シーサイドオープン
詳細は東京ブロック公式サイトに書いてありますが、それぞれの大会で、優勝すると25点、準優勝が13点、3位が10点・・・というように成績に応じてポイントが入ります。ポイントを獲得した大会のうち、上位4大会分のポイントの合計が自分のポイントとなります。

まぁ、優勝のポイントが大きいので、通常は優勝回数が多い人が上位になる、という感じです。

さて、8月末の時点で、各大会の優勝者はこんな感じでした。
2018年6月09日(土) 清信健太 六段 第127回りんかいチャレンジカップ
2018年6月23日(土) 岡本一樹 九段 第136回品川シーサイドオープン
2018年7月07日(土) 末國 誠 九段 第128回りんかいチャレンジカップ
2018年7月21日(土) 岡本一樹 九段 第137回品川シーサイドオープン
2018年8月04日(土) 末國 誠 九段 第129回りんかいチャレンジカップ
2018年8月11日(祝) 中島哲也 八段 第7回東京オープン
2018年8月18日(土) 岡本一樹 九段 第138回品川シーサイドオープン
2018年9月08日(土) ???? ?? 第130回りんかいチャレンジカップ
2018年9月15日(土) ???? ?? 第8回東京オープン
2018年9月22日(土) ???? ?? 第139回品川シーサイドオープン
岡本九段が3回、末國九段が2回、中島八段と清信六段が1回です。
残り3大会なので、岡本九段が東京グランプリ2位以内に入るのは確実かと思われていたのですが・・・

9月8日のりんかいチャレンジカップでは、中島八段が全勝で優勝し、順位を2位にあげます。
2大会を残して、こんな状況です:
順位氏名段位TGP総得点
1岡本 一樹九段88105
2中島 哲也八段7398
3末國 誠九段7185
4清信 健太六段5380
3位の末國九段が2位以上にあがるには、残り2大会のどちらかで準優勝以上が必要。
4位の清信六段が2位以上にあがるには、残り2大会両方優勝することが必要。

そして9月15日の東京オープン、麻布の伍二段に敗れた中島八段と岡本九段に対し、伍二段を倒した末國九段が全勝優勝。末國九段、岡本九段、中島八段の直接対決はなく、伍二段に勝ったか負けたかで順位が決まりました。

そして1大会を残して、東京グランプリの上位の状況はこんな感じ:
順位氏名段位TGP総得点
1岡本 一樹九段88115
2末國 誠九段88110
3中島 哲也八段73105
3位の中島八段が2位以上にあがるには、最終戦で優勝が必要。
2位の末國九段は、その場合でも最後の大会で6位以内に入れば2位キープが確定。
私用で欠場の岡本九段は、中島八段が優勝しないか、末國九段が6位以内に入らなければ逃げ切り。

何にしても、残り1大会で優勝が条件となっている中島八段はつらい状況。

そして最終戦、9月22日の品川シーサイドオープン、世界戦を2週間後に控えた高梨九段も参戦。
強豪が多ければ多いほど、優勝が条件の中島八段にとっては逆風。

シーサイドオープンの結果はオセロ連盟公式サイトにある通り・・・

中島八段が優勝、末國九段が準優勝。

その結果東京グランプリ2018は最終結果は、
順位氏名段位TGP総得点
1中島 哲也八段88130
2末國 誠九段88123
3岡本 一樹九段88115
こうなりました。
3人とも、優勝3回+準優勝1回で88点の同点!
同点の場合、総得点(上位4大会の合計でなく、対象大会で獲得した全てのポイントの合計)で順位が決まるため、中島八段と末國九段が次回の全日本のシード権を獲得、ということになりました。

しょーじきめちゃめちゃ嬉しかった


いやぁ〜、優勝すればそれはいつでも嬉しいんですが、今回の優勝はハンパない嬉しさでした。
優勝しないと東京グランプリ2位以内がない厳しい条件の中での優勝ですからね、最終戦勝って優勝が決まった後はいい年してはしゃいでしまいました。

最終戦でギリギリまくられてしまった岡本九段のために良い情報を1つ。
過去の統計上、東京グランプリで次点になった選手のブロック大会通過率は100%です。

もうあと1週間後に迫りました。8月5日、オセロ小学生グランプリ全国大会が開催されます!

「中島八段の小学生オセロ教室」の優秀な生徒の1人であるちかちゃんのママさんが、今年の全国大会参加選手の一覧表を作ってくれまして、その表を見ていていろいろわかったことを書きたいと思います。

ちなみにちかちゃんは、今年は東京ブロック午後の予選に出て、5連勝で全国進出を決めています。今3年生なんですが、1年生の時から3年連続での全国出場です。

さて、今年のオセロ小学生グランプリ全国大会について、情報をちょろちょろ小出しに書いていきますよ〜
参加者: 81名
地区予選を通った子は全部で81名。この中から、今年の小学生日本一が決まるんですね。
あ、ただ数人の欠場はあると思うので、実際のところは80人弱ってことになるのかな。
6年生17人
5年生20人
4年生22人
3年生12人
2年生8人
1年生2人
学年毎の人数はこんな感じになります。やっぱり上の学年の方が多くなりますよね。

1年生の2人のうちの1人は、

うちの虎ちゃんですよ〜。

で、次は過去に入賞経験がある人:
福地啓介六段神奈川2014優勝, 2015優勝, 2016 3位, 2017準優勝
長島孝陽二段大阪2017 3位
松野忠義二段兵庫2017 入賞
池谷真音初段神奈川2015 入賞
4人だけでした。やっぱり高学年の子の入賞が多いからってことなんですが、想像より少なかった。
なので最低でも4人、初入賞者が生まれるんですね。

いやぁ、それにしても、福地君の頭抜け具合ははんぱないっすね。

次は段級位別の人数。
六段1人
五段0人
四段0人
三段1人
二段11人
初段9人
1級11人
有段者22人。なんと、4人に1人以上が有段者です。

では最後は、1年生の時から連続で全国大会に参加している人。
5年連続福地六段、小林初段
4年連続狩野初段、池谷初段、宇井1級
3年連続山口二段、田中二段
2年連続原1級、伊藤1級
1年宮本1級、中島君
「ジュニアグランプリ」から「小学生グランプリ」に変わったのがまだ4年前なので、「小学生グランプリ全国大会に6年連続で出た人」はもちろんまだいません。
まず1年生の時に予選を通過できないと始まらないので、6年連続はなかなか難しいですよね〜。
福地君と小林君は、実力的に来年も予選に参加さえできれば達成かな。


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/

■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/


※日本オセロ連盟HPに掲載されている写真をお借りしました

小学生グランプリ 神奈川予選を見に行ってきたの記事で神奈川予選午前の部について書きました。

続いて午後の部の様子を書きます。

午後の部にも、中島八段の小学生オセロ教室から2名が参加してます。

別に私の指示でブロック分けをしているわけではないのですが、おそらく当事者同士でどこから出るか話し合って(リサーチして?)、うまいことばらけてるようです。

横浜新人王の颯太君

参加者を見回すと、おそらく颯太君と安井君が2強って感じ。
颯太君ってのは、横浜新人王は颯太君!の記事で以前紹介しましたが、この1年でめっちゃ伸びた教え子です。安井君はうちの生徒ではないけども、同じ神奈川午後に出ると聞いて、颯太君がめっちゃマークしていた子になります。

やっぱり2強は3回戦で当たる

午前の部と同様でした。
2人とも、パーフェクトに近い大勝で2連勝。なので当然3回戦で当たります。

この2人のゲーム、序盤は颯太君がリードして、安井君がぎりぎり粘って逆転した感じに。しかし終盤黒の颯太君が逆偶数にまとめ、終わってみれば32-32の引き分け!
この大会、今年から引分黒勝ちというルールになっており、颯太君の0石勝ち!

そして2強は大勝を続ける

全勝を守った颯太君も、1敗になった安井君も、残り2試合をしっかりと大勝。
颯太君は合計255石だったかな。安井君も同じくらいだったはず。
そんなわけで、午前の部と全く同様、2強は3回戦で当たるけど、結局1位と2位になる、ってやつでした。

「先生、勝ったよ〜」みたいな顔してる颯太君。
こっちはわりと安心して見てたんだけど、本人いわく通過が決まって「ほっとした」と。
そんな顔には見えなかったけど、やっぱり緊張してたんだね。

皓介君は7位から3位へジャンプアップ

全体的な展開は午前の部とかなり似通ってました。
最終戦、颯太君は同じく全勝の子と対戦するわけですが、これも大勝。そこまで2位だった相手の子は、石数が伸びずに入賞圏外へ。
1敗の安井君は全勝で3位の子と対戦するわけですが、これも大勝。そこまで3位だった相手の子は、石数が伸びずに入賞圏外へ。

とゆーことで、3〜6番テーブルの1敗対決で勝った子のうち、上位2名が入賞となります。

最終戦を前に7位だった皓介君、午前の部の真緒ちゃん同様、最終戦で爆勝!
結果発表を待たずして、入賞を確信します。

午前の部ほど祈りはいらなかった

午前の部は、最終戦を前に7位と10位から2人とも4位以内に入って欲しかったので猛烈に祈る必要がありましたが・・・

午後は颯太君が独走してくれて最終戦前に通過を決めてくれてたし、皓介君の大勝だけを祈ってればよかったので、わりと楽な気持ちで見てられました。

何にしてもですね、午前も午後も、当教室から送りこんだ2名が見事に通過してくれたんで、たまりませんでしたね!

4人ともほんと頑張ってくれました。おめでとう!



■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/
■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/


※日本オセロ連盟HPに掲載されている写真をお借りしました

7月8日(日)、神奈川産業振興センターでオセロ小学生グランプリ神奈川ブロック大会が開催されました。
この「ブロック大会」は各地で開催されていますが、この大会で上位に入ることで全国大会へと進める大会です。

神奈川ブロックは午前の部と午後の部にわかれていますが、私の「中島八段の小学生オセロ教室」の教え子も、午前の部に2人、午後の部に2人参加するので、大会の運営を頼まれてるわけでもなんでもないのに、ただただ応援するために行って参りました!

61人参加で通過は4名

全国大会に進めるのは、おおよそ15名当たり1名と決まっています。
神奈川予選午前の部に集まったのは61名。ということで4位までが全国大会に進めるということになります。

試合数はたった5試合

「実力上位4名を選ぶ」ためには、61人で5試合はちょっと、というかめちゃめちゃ試合数が足りません。
5試合で、全勝が1〜2人、1敗が6〜8人くらいになるのかな。
勝ち数が同じ者については石数が多い人が上位になるというルールなので、全勝するか、または4勝1敗で石数上位に入るのが通過の条件になります。

ってことで、結構「当たり運」が影響してきます。
石が大きく稼げるかどうかって、まずは稼げる相手に当たれるかどうかにかかってきますからね。
5試合の中でいわゆる「ガチ勢」2人に当たっちゃう運の悪さを発揮すると、2敗したらもちろん通過できないし、1勝1敗でしのいでも石が稼げないわけで。

でもそこがいい

で、こういう点について、オセロ連盟にクレーム(?)を言っちゃう人もいるようですが、私はこの大会はこのままで良いと思っています。

例えばさ、まぁ時間的に不可能ではあるんだけども、6勝勝ち抜け8回戦とかにして、同時に抜けた場合はプレイオフとか、やたら厳密にやるとするじゃん。そしたら結構な確度で、実力上位4人が通過することになるんだと思います。

もしもそういうやり方で、毎回毎回同じ人だけが全国大会に行ってるようだと、毎回通過できない人が諦めてオセロをやめちゃう確率が上がっちゃうと思うんですね。今のやり方でも実力1位と2位はほぼ確実に通過できるわけで、3位以下については当日の運が少々絡むようにしていた方が、多くの人がオセロを続ける、さらに夢中になるきっかけになると思ってます。

3回戦で神奈川トップツーの対戦

神奈川予選午前の部で実力トップ2と思われる福地君と池谷君。それぞれ2回戦までで125石と128石。当然3回戦で当たります。
そしてその戦いを制したのは・・・
池谷君!

可愛い教え子達は・・・

さて、我が教え子の健人君、初戦は2石勝ちと小さな勝ちだったものの、3回戦で64石勝ち!
大きな勝ちを喜びつつも、となると次は池谷君と当たっちゃうんじゃ・・・
そしてやっぱり池谷君と当たりました。
途中までいい勝負はできていたのですが、終盤で大きく差が付き、終わってみれば8個しか残ってない。こ、これはやばい!

もう一人の教え子の真緒ちゃん、2回戦で黒星を喫したものの、大きな負けではありませんでした。
「残りをしっかり勝てばだいじょーぶ!」の言葉を信じてくれたのか、その後連勝。石数が多いとは言えないけど、最終戦まで可能性を残しています。

4回戦を終えて上位の成績が発表される

最終戦を始める前にちょっと休憩があり、その時間を使って通過の可能性がある人の名前が貼り出されます。

予想外の1敗を喫してしまった福地君、心配そうにその表を見つめています。

1敗してるとは言いつつ1番石を稼いでいるので、福地君は最後勝てば絶対に通過。

で、これ、組み合わせは上から順番に当たります。1位vs2位、3位vs4位・・・11位vs12位って感じね。

うちの子は、真緒ちゃんが7位で健人君が10位。
この2人両方が残るパターンを頭の中で勝手にシミュレーションします。
まずは真緒ちゃんも健人君もそれなりに大きく勝たないといけないわけですが、その上で、1番テーブルでは池谷君が、2番テーブルでは福地君が勝つと仮定すると、池谷君・福地君の2人は通過確定。で、2位の塚○君と3位の永○君は石があまり多くないから、石数でまくれる可能性が高い。2位と3位が2石差で負けたとすると4勝1敗210石になるわけで、それをまくるためには真緒ちゃんが44石以上で健人君が50石以上必要。

そしてポイントとなるのが3番テーブル、199石持っている原君が勝つとさすがに石数でまくるのは無理なので、石数の少ない工○君が勝ってくれるのが条件。工○君が勝った場合でも、真緒ちゃんが1石以上、健人君は7石以上、工○君より多く石を取る必要があります。

・・・という細かい計算を本人に伝えたところでどーしょーもないわけで、「大きく勝てばチャンスあるよ!」と声をかけて送り出します。

ご両親には、結構細かく伝えます。特に真緒ちゃんについては、44石以上取ればまず間違いなく通過だろう、と。

そして最終戦が終わり・・・

本人が変に気にしちゃったら嫌なので、敢えて私は近くで見たりはしませんでした。

試合の終わるころ会場に戻ると、真緒ちゃんとご両親がニコニコしてます。

私「何石取ったの?」
真緒ちゃん「51個!」

うおおおおお、他の1敗対決で64-0だらけじゃない限り、絶対通過の石数じゃないっすか!

そして健人君、こちらも46石で勝利と、まずまずの大勝。
真緒ちゃんよりは石数が少ないので、他の結果次第で4位に入れるかどうかギリギリのところ。
で、健人君情報で、1番テーブルでは池谷君が、2番テーブルでは福地君が、実力通り大差で勝っていた、と。となると2位・3位だった子は間違いなくまくっています。
ってことは、3番テーブル(199石の原君)の結果次第で、健人君が4位になるか5位になるか決まってくるようです。

そして結果発表

1位池谷君、2位福地君。
ここまでは全員わかってます。

そして3位・・・

ここで真緒ちゃんの名前が呼ばれれば健人君4位の可能性が高まります。

「第3位、大角真緒ちゃん!」

まず、真緒ちゃんとご両親が大喜び。暗算の結果真緒ちゃんが少なくとも4位に入ることはわかっていたのですが、実際名前を呼ばれるまでは確定じゃないですからね。私も大喜び!
そして、隣にいた健人君ままと「お、ってことは?」という顔で期待が高まる。

そして4位・・・

「第4位、4勝1敗206石・・・」

この時点で健人君の顔がほころぶ。自分の石数を把握してたので、「お、自分だ!」とすぐにわかった模様。

「第4位、4勝1敗206石、北村健人君!」

よっしゃきたーーー。

めっちゃ楽しかった

いやぁ〜、ほんと楽しかった〜。

もちろんね、自分でオセロを打つのも楽しいですけど、教えてる子を応援するってのもすごく楽しいですねぇ。
しかも2人とも良い結果を出してくれて。

もちろんね、2人とも決勝に行ける力を持っていますが、最初の方に書いた通り当日の運も絡む大会ですからね。最終戦前に7位・10位だった2人が、ぴっちり3位・4位に入れるなんてね、いやぁ、ほんと気持ち良かったですよ。


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/

■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/

ついついやってしまうルール違反について。
善かれと思ってやっちゃうそれが、実は良くないことだったりもするので、大会を運営してて気になることを書いてみます。

席を立った相手のために時計を止める


これは完全に「善かれと思って」やっちゃう人がいると思います。

対局中に、対戦相手がどーしてもトイレに行きたくなっちゃうとか、どーしても仕事の電話に出なきゃいけないとか、対戦相手が席を立つ場合がたまぁにあると思います。
するとたぶん、「フェアに」やるつもりで、時計を止めてあげちゃう人がいると思います。

これね、確かにその席を立った人に対しては「優しい」行為かもしれないのですが・・・

別の目線で見ると、大会の進行を遅らせる行為になり得ます。
そのゲームが両者ギリギリまで時間を使ったとすると、そのゲームの本来の終了時刻より、時計を止めていた時間だけ長くかかることになります。
全員に迷惑をかける行為になりますからね、もちろんそんなことをしていい権利はありません。

とゆーことで、対局時計はむやみに止めないようにしましょう。
対局中に時計を一時中断して良いのは、何かトラブルが起こって審判(的な人)を呼んで判断を仰ぐ必要がある場合だけです。

時計を押した後、盤上の乱れた石を整頓する


石を裏返すと、マスの中心から結構ずれちゃって、わりとぐちゃぐちゃになっちゃう場合がありますよね。
それを真ん中に近い位置に直す行為、やって良いのは自分の時間内だけです。

着手を終えて時計を押した後、すなわち相手の時間にしてから、乱れた石をとんとんっと触って直す人がいますが、これは絶対にやっちゃダメですよ。

冷静に考えたら誰でもわかると思いますが、自分が見て考えているのに、盤上に相手の手が被さってきたら嫌ですよね。この行為は明らかに相手を妨害していることになります。

でもこれってルールで明確に決められているわけではないので、これ系でトラブった場合、その大会の主催者がどう考えるかに大きく影響を受けそうです。

こっちの時間なのに相手がやたら石を直そうとする、何度言ってもやめてくれない、とかね。
あとあれですよ、相手が打つたびにぐちゃぐちゃにされるので、見やすくするためにわざわざこっちが直さなきゃいけない、時間も神経も無駄に使わされる、とか。

たぶん、あまりにもぐちゃぐちゃにされたら時計を押して相手に直させてよさそうですが、それもはっきりとルールでは定められていません。そもそも、どれだけ乱れていたら整頓しろと要求できるのかの決めも難しそう。

私もこれに関してはっきりとした答えは持っていません。参加者の良識に委ねると言うか。。。でもそんなんだと、いざトラブった時に困るんですよね。本当は何かはっきりとしたルールを決めておくべきところです。

今日は日本オセロ連盟競技ルールに書いてあるルールから、最終手を打った後の動作について。

日本オセロ連盟競技ルールには以下のように書かれています。
最終手を打ち終わった対局者は、時計を停止し(デジタル時計の場合は中断ボタンを押す)、最終手に不正がないかどうか、また、自分の持ち時間が残っているかどうかを相手に確認させなければならない。このときも、不正着手の指摘は第5項@と同様の方式による。なお、仮にこのとき相手(最終手を打った側でない方の対局者)の時計に時間切れが認められても、その指摘はもはや無効である。
これって、、、
中断ボタンを押すのはちょっと変じゃないかと思っています。

ルールにも書いてある通り、最終手を打った後も「不正着手の指摘」の可能性が残っているわけで、それが完了して初めて時計を止める、ってのが自然に感じます。

私が「こうあるべき」と思っている流れは以下の通り:
AとBの対戦で、Bが最終手を打つ側とします。
Bが最終手を打ったら、普通に時計のボタンを押す。(普段の着手と同様)
不正着手があれば、Aは時計を押し返してBの時間で訂正させる。
不正着手がなければ、Aは中断ボタンで時計を止める。
最後に中断ボタンを押して時計を止める行為は、試合が終わったと認めることになります。
Bが最終手を打った段階でBが「終局」とする権利はなく、Aが「不正着手はない」と認めた時点で終局となります。なので時計を止める行為はAが行うべきです。

まぁ、細かいことなんでどうでもいいと言えばどうでもいいんですが、安全のためにも、時計の上に着いてるボタン(普段着手後に押すボタン)以外は触らないようなルールにした方が良いと思ってます。ザ・名人戦の仕様はそうではないのでいいんですが、時計が動いている状態であるボタンを押すと初期状態にリセットされてしまう対局時計があります。中断ボタンを押すつもりがそのボタンを押してしまったりしたら、時間がリセットされてしまったりしてまた揉める原因にもなりかねません。

例えばね、Bが最終手を打って残り2秒、中断ボタンを押そうと思ったらそのリセットボタンに指が触れてしまい、時間がリセットされちゃった。で、Bは最終手で返し忘れをしている。となるともはや、何秒残ってたかでも揉めそうでしょ。

上のルールにもある通り、Bが最終手を打った後でAが時間切れになることはないわけですから、私の推奨する方法で問題が起こる可能性はありません。
なのでみなさんもぜひ、最終手を打つときには普通に時計のボタンを押しましょう。
中断ボタンやリセットボタンで時計を止めるのは、相手が終局を認めてからにしましょう。