Othello! JAPAN Blog
オセロ教室のちらしを500枚ほど印刷する必要がありまして。

印刷屋に出す時間がなかったので、自宅のカラープリンターで印刷することに。
ついこないだトナー交換をしたばかりなんで、まさかそんなことになるとは思いもせず・・・

午後6時ころ印刷開始。
とりあえず表面を100枚印刷。うん、いい感じ。
で、その裏面の印刷を開始したところ、「まもなくトナー切れです(イエロー)」の表示。
たしかに黄色系の色は多めに使ってましたが、まさか100枚でそんなことないでしょーよ、なにかの間違いだろうと印刷を続行すると・・・
130枚(表面100枚+裏面30枚)程印刷したところで「トナー切れです(イエロー)」となって印刷できなくなってしまった!

新品のトナーですからね、しばし呆然とした後、前回トナー交換した時に間違えて古いままにしちゃったかもしれない、または今回装着したトナーがたまたまはずれだったのかもしれない、と、無理やり納得して、しょーがないのでビックカメラまでひとっ走りすることにしました。

ビックカメラでイエローのトナーを購入し、印刷続行。
もちろん、快調にスタートします。

が、、、

今回も130枚程度印刷したところで、まさかのトナー切れ!
目安として1500枚程度印刷可能と謳ってるトナーが、130枚程度で終了って、さすがにそりゃなくない?

しかし2回やって2回ともそーなんで、こりゃぁそういうものなんだろーなと。

しょうがない、せっかくカラーで作ったちらしだったんだけれども、白黒バージョンに変更するしかないか・・・ と思いつつ、世の中的にはどうなのかとネットで調査をしてみました。

すると、確かにすぐにトナー切れになるということを言ってる人が多い。
でもさすがに100枚ちょいでトナー切れになっちゃうなんてぇ極端な話は見当たらない。
ちょっとイライラしつつ調査を続けると、こんな記事を発見!

ブラザーのトナー TN-290を使い切る(リセットする)方法
どうやらですね、このトナー切れの判定ってのは、実際にトナーがなくなったかどうかではなく、なんらかの方法(たぶん印刷物で使われている色から推定されるトナーの量)でカウントしてるだけのようなのです。なので「トナー切れ」と言われてもそれはすなわちトナーがなくなってることを表してはおらず、カウンターによれば切れてますよ、という事。なのでその時には基本、まだトナーが残っている!

ってことでこの裏技を使ってカウンターをリセットしてみたところ、印刷できました! 黄色系もちゃんと出てるのでしっかりトナーは残っていたようです。

とゆーことで、両面印刷500枚、無事完了しました!

この裏技を知らなかったら、更にトナーが5本必要だったということですからね。いやぁ、ほんと良かった。

45分遅れの会場到着ですが、無事参加させて頂きました。

1回戦、アインシュタイン世界チャンプの朝比奈さんと対戦。
ミラクルファイブの世界チャンプ同士の対戦ということで、横で棋譜を採られてました。
やっぱり競技が違いますからね、こちらに分があるのは当然と言えば当然。
中盤で優位に立って、危なげなく勝ちきれました。

2回戦、高橋選手と対戦。
昨日りんかいチャレンジカップの後静岡に移動したようで、私と違って運転見合わせの新幹線に嵌ったりしてませんでした。
で、高橋さん、ミラクルファイブ系の大会は初参加のはずなんですが、いやぁ、強かった。
チェックをしない地味な着手が、思いの外厳しかった。
ですが、私の方が更にちょっと強かったみたいで、終盤に入る頃にははっきり勝ち形勢になってました。

3回戦、静岡のエース佐野さんと対戦。
黒を持った時の佐野さん、チェックの連続で攻めまくる定石を開発してまして、

これが開始局面、当然黒番。

ここから、チェックの連続で以下の局面に。

これで白番。

黒の2段目と白の1段目がすっかり入れ替わった状態になってます。これで白番になってるってのがポイントですね。
これはうまいことやられちゃったなぁと冷や汗モノではあったのですが、この後なんかうまいことやって(オセロと違って棋譜の再現が出来ないのでよくわからない)勝てました。
3連勝スタートということで、この時点で決勝トーナメント進出は確定しました。

4回戦はすけどんこと土屋さんと対戦。
私にとっては勝てば決勝進出、負けると準決勝となる、そんな感じのゲーム。
土屋さんにとっては勝てば準決勝進出、負ければ予選落ちというゲーム。

決して気を抜いたわけではないのですが、序盤で何か大きなミスをしてしまったようです。チェックに対して普通に対応し続けてただけの気がするのですが、どんどん悪くなって行きました。
中盤で6手くらいの差が付いてしまい、何もできず完敗。

スカイゲストの公式戦で、人生初の敗戦です!

 * * *

予選4回戦を終え、私、佐野さん、土屋さん、連珠打ちの丸田さんが3勝1敗。
4人が同勝の場合は、予選1位 vs 4位、2位 vs 3位で準決勝というルール。

私の準決勝の相手は丸田さん。
このゲームは中盤で結構な差が付いて、問題なく勝利。無事、決勝進出。

もう1つの準決勝は予選同様、黒を持った佐野さんの猛攻を土屋さんがしのぎ切れず、佐野さんが決勝進出。

 * * *

ということで、決勝は私と佐野さんの対戦になりました。
一応予選で勝っている相手なので、予選で一度完敗している土屋さんが決勝の相手となってしまうよりは気分的に助かりました。

そして決勝。
また佐野さんが黒になり、予選同様連続チェックによる猛攻。
ただ、上に掲載した局面になる一手前で変化してきました。
おそらくその変化が良くなく、逆にこちらからチェックの連続で形勢を良くする手順があり、終盤に入るころには1手〜2手分優勢。最後の詰めの段階で気を抜くと逆転を許しかねない難しい局面もありましたが、そこは現世界チャンピオン、しっかり打ちましたよ。

とゆーことで1敗はしてしまったものの、めでたく優勝!
これで日本大会4連覇!(のはず)
そして、来年1月にシンガポールで開催される Othello World Cup 2014の、スカイゲストの参加資格を得ました!

 * * *

ちなみに、私に人生初のスカイゲスト黒星を付けた土屋さん、3位決定戦で丸田さんに勝利、3位入賞でした。
そしてどーでも情報ですが、、3位になったご褒美か、または私に人生初黒星を付けた自分へのご褒美か、帰りの新幹線はグリーン車に乗ってました。

今日は静岡でスカイゲスト(ミラクルファイブ)日本大会が開催されました。

私にとっては珍しく遠征しなきゃの大会になります。

■第一関門 - 起床

静岡までは品川から新幹線で1時間ほどなので、前日入りして宿泊するほどでもないかと思い、当日入りの予定。
8時10分品川発なので、しっかり早起きしないと大変なことになります。普段、こんな時間には起きてないもので。

ですが、さすがにしっかり(?)起きられました。6時50分起床。7時30分に家を出ます。

第一関門突破!

■第二関門 - バス

家から品川駅まではバス。乗り慣れてないのでちょっと不安。そして、結構な勢いで雨が降ってるし。
雨のせいもあると思いますが、時間になってもバスが来ず更に不安。
予定時刻から1分ほど過ぎてバスが現れるも、行き先が大井町。あれ、この時間に品川行きのバスが来るはずだったのが、何か勘違いしてたか、と更に不安。
しょーがないからタクシーで行っちゃおうかと悩んでいると、その2分後に品川行きのバスが到着。

第二関門突破!

■第三関門 - 新幹線に乗る

新幹線もあまり乗り慣れてませんが、これは別に不安はなく、むしろワクワク。
バスと違って時間通りに新幹線が来て、無事乗車。隣の席は空いてるし、これも満足。

難なく第三関門突破。

■予定外の第四関門 - 新幹線出発

ここでまさかの大関門が。席に着いてしばらくすると、こんなアナウンス:

「新横浜〜小田原間にて、大変強い雨が降っているため運転を見合わせております」

品川から出発してくれません。
10分、20分、30分、、、1時間たっても出発せず。上記区間にある3つの雨量計で、規制値を超えてしまってるとのこと。
1時間と言えば、普通に出てれば既に静岡に着いてる時間ですよ。
もう、余裕で遅刻です。
ただ救いだったのは、長谷川会長夫妻・連盟事務局の高橋さんも同じ列車に乗ってること。高橋さんが岩崎理事に連絡を取ってくれて、到着まで大会を始めず待ってくれると。

結局品川駅で新幹線に乗ってから動き出すまで1時間10分。
いやぁ、まいったまいった。

ってことで1時間10分遅れで第四関門突破(?)。


・・・と、4つの関門を通って10:45にやっと会場に到着。
10時開始という予定だったのですが、ほんとに待っててくれました。感謝感謝。

続く

東京ブロックでは、東京地区で開催される普段の大会の成績に応じてポイントを付与し、その合計によるポイントレースを行っています。

2013年度の東京グランプリの開催期間は、2013年6月〜2014年5月まで。
1年間の成績上位2名(東京ブロック所属選手のうち)には2014年全日本選手権の参加資格が与えられます。

9月のりんかいチャレンジカップを終え4大会消化したところでのTOP10は以下の通りです:

1. 末國 誠  九段 57pts.
2. 中島 哲也 八段 56pts.
3. 三屋 伸明 五段 27pts.
4. 佐谷 哲  六段 25pts.
5. 高梨 悠介 九段 23pts.
6. 中野 譲  二段 20pts.
7. 宮崎 裕司 七段 19pts.
8. 龍見 有希子 六段 16pts.
9. 村上 健  九段 15pts.
10. 高橋 永  三段 13pts.

今のところ、末国九段・中島八段のベテランコンピががんばってる感じです。

東京グランプリ2013

今日(日が変わってしまいましたが)はりんかいチャレンジカップでした。

アドバンスト部門は8名が参加。
末国九段は今年は東京グランプリポイントによる全日本シードを狙っているようで、参加率が高いですね。


3回戦の直接対決で末国九段に敗れ、その後も末国九段は順調に勝ち続けていたため逆転優勝のチャンスはなさそうでしたが、人数が少なかったおかげで最終戦で再戦になりました。

ちなみに、最終戦を前に末国九段が5勝0敗、私が4勝1敗、そしてこの2人がまだ対戦していない相手は1勝の人と0勝の人。こういうケースでは、品川で使っている組み合わせシステムでは、当たってない人との対戦よりも、成績の近い人との再戦を優先します。

とは言ってもあまりにもポイントが離れてまして・・・
展開にも恵まれ、なんとか2石差で勝つことはできたのですが、ポイント逆転はならず。残念!

今日(14日)は13時よりりんかいチャレンジカップです!
会場はいつも通り、品川区のこみゅにてぃぷらざ八潮第1講習室です。

日本オセロ連盟HP 大会案内
11月のOWC最終予選まであと少しですしね、しっかりと調整して調子を上げていかねばです!

  * * *

そして日曜(15日)はスカイゲスト(ミラクルファイブの一種目)の日本大会です!
日本オセロ連盟主催、会場はグランシップ静岡。

先日ブログにも書きましたが、普段は東京内で済ませてる私としては、今回は珍しく遠征。移動はめんどいですが、ちょっと楽しみでもあります。

そんな感じで、3連休の頭2日はオセロとミラクルファイブです。
実は10月の3連休も、オセロ・オセロだったりする。。

今度の日曜は久々のミラクルファイブの大会なので、ちょっと気持ちがミラクルファイブモードに入ってます。

さて、「ミラクルファイブ」と言う言葉には2つの意味があって、広義のミラクルファイブは、この道具を使ってできるゲームの総称、狭義のミラクルファイブは、その中の1つのゲームの名前になります。

さて、ミラクルファイブ(広義)は大きくわけて3つのゲームがあります。

1. スカイゲスト
今までこのブログで何回か書きましたが、こういう状態から始めるゲームです。
相手陣の4マス全てに自駒を入れることで勝ちになります。

2. ミラクルファイブ
ミラクルファイブは盤上に何もない状態からスタートします。
交互に駒を置いて行き、自駒を5個並べた方の勝ちになります。
ただし五目並べとは違い、手駒は12個しかありません。
駒を置く変わりに、既に盤上にある駒を動かすこともできます。

ミラクルファイブと駒の動かし方を変えた上級ルールが「アインシュタイン」になります。
Othello World Cup 2013では、アインシュタイン ルールが採用されています。

3. アタック
アタックは他のゲームと異なり「相手の駒を取る」という概念があります。
目的は、自駒を相手陣に入れること。その次の手で相手がその駒を取ることができなければ勝利となります。

ざっくり過ぎてそれぞれのゲームのやり方はちゃんと伝わらないと思いますが、またそのうち紹介しますね。

今度の日曜、静岡でスカイゲスト(ミラクルファイブの1種目)の日本大会があります。

ってことで、乗車券と新幹線のチケットを調達してきました。
いやぁ、たったの静岡まででも、12,000円もかかっちゃうんですね。

   * * *

普段オセロの大会は東京でやってますからね、こういう大会に出るのにまとまったお金がかかる経験はあんまりないのでいまいちピンと来てなかったところがあるのですが、関東以外の人にとっては、毎年名人戦・全日本・王座戦で、結構な出費になってるってことなんですよね。宿泊費もかかるでしょーしね。

そんなわけで、来年の名人戦を大阪で開催するってのは、ちょっと公平感が増していいですね。私としては面倒になると言えば面倒にはなるわけなんですが、むしろ強制的に(?)大阪旅行が出来るってことでどちらかと言うと楽しみにしています。

りくろーおじさんのチーズケーキ買ってこなきゃ。

このブログを見てくれているような方ならみなさんご存じかとは思いますが、Othello! JAPAN のトップページでは、毎日「今日の詰めオセロ」と題して終盤詰めオセロ問題を掲載しています。

何人の人がチャレンジして何人が解いたか(結果勝てる手順を見つけたか)を表示してるわけですが・・・

9月10日の問題は、結構難しめだったみたいですね。

午前8時に公開されて、24時の時点で171人が挑戦してますが、解けたのはそのうち91人。

これ、一発で勝てなくても何回もやって結果勝つことができればとりあえず「解いた」ということになるわけで、通常は80%〜90%くらいの解答率。ところが10日の詰めオセロについては、半分ちょいですからね。

で、見逃してしまった方のために掲載しときますと、こんな局面です。

黒番

10個空きの黒番。

手拍子で●h2と飛び込んでしまうと、○e8でちょーぐーすーになってしまってダメ、というのはすぐわかるでしょう。

となるとh2を逆偶数の種として使うということになるわけですが、白に下辺を取らせたり、●g7→○h8という手順が入るとh2に白からも打てるようになりますからね。

その辺の兼ね合いを気を付けつつ、対角線や中辺を無駄に取られたりしないようにしつつ、うまく打たないと勝てないぎりぎりの局面です。

初手については、g6のフタを開けてしまうとg列を抜かれてしまうのが大きいというところに気づいて、実は右下の5個空きへの手の付け方はチョイスがあるということに、気づきましょう。

オンラインオセロ教室では、毎週水曜・土曜・日曜に定期大会を開催しています。

会員なら誰でも出られるオープン大会や、レート1650以下みたいにレートで区切った大会、あとは初級クラスの人のみ参加できる大会とか、いろいろとやっています。
ちょっと変わったやつでは、定石指定大会というのもあり、運営側で指定した局面から対局を開始する大会もあります。

で、それらはもちろん個人戦なわけですが、来週より、団体戦を開始します。

1チーム6人。ただしメンバー構成は上級・中級ともに2人まで。初級は何人でもOK、というものです。

で、実際にチーム対チームで対戦する時には、それぞれ3人を代表に出します。代表の中に上級・中級は1人までしか含められません。なので必ず1人は初級の人が入ります。
1番手同士、2番手同士、3番手同士が対戦して、チームの勝敗を決めます。

・・・という発表を先日オセロ教室内でしたわけですが、さっそくロビー活動(?)が盛んに行われている模様です。「一緒に組もう!」的なやつですね。

チームの成績を上げるには、チームリーダーが他のメンバーが力を付けるお手伝いをしてあげるのが一番。ってことで、動きの早いチームなどは、早速練習を開始しているようです。

オンラインオセロ教室