Othello! JAPAN Blog


$25のスマートフォンが発表された、と。

発売は来年になるとのことですが、電池の持ちさえしっかりしてれば、オセロ大会でいろいろ便利に使えそうだなぁと考えてます。

各テーブルには、オセロ盤+石と、このスマートフォンを1台置いておく。
紙とか鉛筆とか対局時計は不要。

組み合わせが発表されると、各席に置いてあるこのスマートフォンに、そのテーブルは誰対誰なのかが表示される。もちろん、組み合わせは一覧でも発表してるわけですが、間違って席に着くことが100%なくなりますね。

対局開始するときには、このスマートフォンが対局時計の代わりになる。1手打ったら、画面の自分側をタッチするイメージ。

対局が終わったら、このスマートフォンから結果を入力。

  * * *

これが実現できると、大会運営側としては、荷物の運搬的に対局時計がこのスマートフォンに置き換わる分ちょっと楽に。

そして、全体局分の結果入力をする必要がなくて楽ちん。

自分の対局が終わってたばこをすいに行っている人も、対局結果がリアルタイムで更新されていくので、全ての対局が終わったタイミングが簡単にわかり、次の対局に遅れちゃうってことも減りそう。

とゆーことで、この激安スマートフォンの発売を心待ちにしています!

3000円以下の超激安スマートフォンが発表される 〜 livedoorニュース



マックが閉店になったり、スタバのテラス席が禁煙になったりして、ちょっとずつ住みづらくなってきてる天王洲ですが・・・

今度は、スタバの前の広場の喫煙所もなくなることに!

スタバのテラス席が禁煙になって以降、スタバでお豆を注文して準備ができるまでの間はこの広場の喫煙所でたばこをすって待っていたのですが、今度はそれさえもできなくなってしまった!

今後はおとなしく、店内で待つことになります・・・

以前にもどっかに書きましたが、昨年中ごろから、アジア選手権ってのをやりたいと思ってます。

Othello World Cup 2014 を終えて


シンガポールで開催された Othello World Cup 2014 を終えて、更にその思いが強まりました。

繰り上げ参加の3人を除けば渡航費補助金が出てはいるので全額自己負担ではないのですが、中には補助金全部をカジノですった人もいますし、ともかくですね、なんらかのモチベーションがあれば、自己負担があっても海外の大会に出る日本人はそれなりにいるってことがわかったわけです。

私としては2007年のアテネの世界大会ぶりの海外での大会参加だったわけですが、やっぱ海外でのオセロ大会って楽しいですよねぇ。日本でやったOWC2013の方がある意味盛りだくさんではあったのですが、今年のOWCの方が断然楽しかったです。

みんなシンガポールを楽しんでた


一部の若者達は、大会前からめっちゃ楽しんでましたよねぇ。
私はあまり観光する時間はなかったわけですが、シンガポールの雰囲気はとても良かった。今度はオセロ抜きで純観光で行こうと思ってます。

パリオープンに出てる人もいるけど・・


村上九段を中心に、2年に1度(?)くらいのペースで日本人の何人かがパリオープンに参加してますよね。私も1回だけ出たことありますけど、いやぁ、もちろんこれも楽しかったですよ。

ただなんでしょね、やっぱり(ある意味ただの)オープン大会ですし、ヨーロッパまで行くのはそれなりの時間とお金がかかります。パリまでは直行便で12時間くらいですかね。安い航空券を探して安目のホテルにしても、やっぱりどーしてもヨーロッパとなると20〜30万はかかっちゃいますよね。

そこでアジア!


その点シンガポールはいいですよ〜。6〜7時間で着きますし、時差も1時間しかありません。飛行機代は安いのを探せば5万円くらいのがあるのかな。2・3泊しても10万もあればお釣りがくる感じですよね。

で、更にいいなと思ったのは、深夜便ですね。羽田発0時ちょい過ぎの便で行くと、シンガポールには午前6時くらいに到着します。飛行機でちゃんと寝ることさえできれば、ある意味時間のロス無しに移動できるって感じ。

極端な例ですが、アジア選手権という大会を土日の2日間で開催するという場合、金曜夜(正確には土曜の午前)の深夜便で行けば、土曜の大会開始に間に合います。で、日曜日の大会が終わったらまた深夜便で羽田へ。月曜早朝には着きますから、一応会社を休まずに済んだりします。

もしかしたら世界選手権に「アジア代表」が出来るかも・・


これはまだ世界オセロ連盟の人間とちょっと話をしただけで、あっさり却下されることになるかもですが、世界選手権にアジアチームとかヨーロッパチームとか、そういう感じの地域代表チームが参加できるようになる可能性があります。

アジア選手権の上位3名がアジア代表として世界選手権に出られるとしたら、どうです、結構参加したくなりますよね?

主催する国としても、自国で日本の強豪と対戦できるわけですから、結構なメリットがあるかと思います。

実現は2015年からかな・・


今回の Othello World Cup 2014 がある意味第0回アジア選手権だったということで・・・

個人的には、来年から、毎年1月か2月くらいにシンガポールでアジア選手権をやったらいいんじゃないかなぁなんて思ってます。

シンガポールの人間とは昨年からそれなりに話をしてて、かなり前向きに話が進んでいます。
あとはあれですね、世界オセロ連盟に「アジアチーム」を認めさせることができたら、もうやるっきゃないって感じですね。



むかーしと比べて地区名人の価値は大きく下がりはしたのですが、やっぱ優勝は気持ちいいやね。

6戦全勝で2014年の東京名人になりました!

昔の名人戦


もう大昔になっちゃうのかな、1999年までの名人戦ってのは挑戦制でやってたのです。

まず、地区名人戦があります。この大会で優勝した(地区によっては準優勝者も)16人が東京に集まって挑戦者決定戦というものをやります。これで優勝すると、前年の名人と四番勝負。その四番勝負に勝った方がその年の名人になる、というやり方です。

地区名人戦で優勝しないとその先がないわけですから、名人になるには地区名人戦は避けては通れないものでした。

最近の名人戦


名人戦の参加はオープンになりましたからね、名人になるのに地区名人戦の参加は特に必要はありません。

とは言ってもですね、やっぱり「地区名人」ってのも名誉あるものです。「別に負けても・・・」という気持ちも正直どこかにあったりもしますが、やっぱり勝ちたいですし、勝ったらうれしいものです。

2014年東京名人戦


そんなわけで今日は東京名人戦だったわけですが、篠原兄弟がなんかすごくいい感じでした。

2人とも初戦を勝利して迎えた第2試合、兄弟それぞれ1番テーブルと2番テーブルに。



まずは篠原諒三段、あの皆勤賞で有名な高橋三段にあっさり勝利。

そして篠原諄初段、



Cラインと中辺を通されてしまいヒヤッとするも、あのりんかいCC優勝が趣味の馬渕三段を倒す!

篠原兄弟2連勝スタート!

続く第3試合、篠原諒三段は中島八段に、篠原諄初段は中野二段にそれぞれ敗れ、2勝1敗。

第4試合、篠原諒三段は中野二段に勝利、篠原諄初段は麻生四段に勝利! 2人とも、ここまで勝つ時も負けるときも一緒で3勝1敗。

ずーっと同じ勝星ですからね、5回戦ではさすがに兄弟の直接対決。



ちなみに、隣の1番テーブルは、全勝の私と1敗の高橋三段の対戦。
この時点で全勝は1人になっているので、私としてはこのゲームを勝利すれば最後負けてもプレイオフには進める、といった状況。

勝てば展開によっては東京名人のチャンスもある兄弟対決、制したのは弟の篠原諄初段! 最終戦勝てば5勝、最低でも二段昇段、展開によっては準優勝で三段昇段、全勝の中島八段が敗れればプレイオフで東京名人もあるかも!

最終戦を前に、4勝以上は以下の3名。
1. 中島 哲也 八段 5勝0敗
2. 中野 譲  二段 4勝1敗
3. 篠原 諄  初段 4勝1敗
全勝の私は中野二段と対戦、篠原諄初段は2敗者との対戦。

篠原諄初段の三段昇段に焦点を当てると、私が全勝優勝を決めつつ篠原初段が勝つ、というのが一番すっきり。

篠原初段が勝っても私が負けると3人のプレイオフになるため、篠原初段的には東京名人の芽も出てはくるものの、プレイオフ1回戦で負けると二段昇段止まりとなってしまう。

そんなわけで、もちろん私は諄君を応援してたわけですが、私も諄君の応援を取り付けることとなりました。

そして結果は、諄君、逆偶数にはまりながらも4石差で逃げ切り勝利。

「お、勝ったんだ?」と対局中の私が声をかけると、「なかじさん、勝って下さいよ!」と。


○番

勝てば優勝となる私のゲーム、こんな感じの終盤。

手拍子で○h8なんか打っちゃうと逆転しちゃうわけですが、ちゃんとこの後最善手を打ち続けましたよ。ちなみにこれ、右下に打つなら○h8じゃなくて○h7ね。

そんなわけで無事、自分の全勝優勝と諄君の三段昇段を確定させることに成功したのでした!