昔の全日本選手権
最近のプレイヤーだと、今の新オセロ方式(改良版新オセロ方式?)が普通に感じてると思いますが、新オセロ方式が導入される前のやり方ってのも、なかなか面白いやり方だったんですよ。
代表者数は同じ
各地でブロック大会があって、全国から64人が集まって日本一を決めるってのは昔も今と同じです。
午前中は4人でリーグ戦
代表64人は、1グループ4人の16グループに分けられます。
それぞれのグループで総当たり戦(3試合)を行います。
各グループのトップが決勝トーナメント進出となります。
4人の総当たり戦ですから、2人が2勝1敗で並んだり、3人が2勝1敗で並んだりします。その場合は合計石数の多い選手が上位となります。総当たり戦ですからね、石数で決めても変な不公平感は特にないです。
グループリーグ通過者によるくじ引き
午前中のリーグ戦が終わって各リーグのトップ、すなわち決勝トーナメントに進出する16名が決まったら、決勝トーナメントの組み合わせを決めるくじ引きを行います。くじを引く順番はどーだったか忘れましたが、とにかくくじ引きで決めます。
決勝トーナメント開始
抽選で決めた通りの組み合わせで、ベスト16の対戦を行います。
勝てば準々決勝進出、負ければ終了。
折角午前の予選を勝ち抜いても、ベスト16で敗れるとそこで終了です。
ベスト8に入ると順位決定戦も
あとは普通に準々決勝、準決勝、決勝と進みます。
負けた場合は順位決定戦。
準々決勝で敗れた4人は5〜8位決定戦。2つ勝てば5位、2つ負ければ8位、最初勝って次負ければ6位、最初負けて次勝てば7位となります。
準決勝で敗れた2人は3位決定戦。
勝ちあがって行く感じがわくわく
もちろん、優勝者以外は当たり順で順位が大きく変わるわけですが、なんてゆーんですかねぇ、午前の予選を通って、ベスト16、準々決勝、準決勝、決勝と勝ち上がって行く感じがすごくわくわくするんですよね。
まぁ、欠点と言えば、午前の予選を勝ち抜けない限り、すなわち48人はたったの3試合で終わってしまうってところですかね。
この点を気にされた長谷川会長が、全員に最後まで楽しんでもらうという目的で考案されたのが「新オセロ方式」なわけです。