Othello! JAPAN Blog

コピー用紙を買ってきました。
500枚のものを3セット。重かった。。。

ここのところ、コピー用紙の消費がめっちゃ早くなってます。

中島八段の小学生オセロ教室では、主教材としては「たのしく上達図解オセロ」を使っていますが、副教材としてプリントも多用しています。



ちなみにこの7枚、前回(3月25日)の教室で使ったプリントです。
福地君とかあっくんがあっさり打つ手について、小学生名人戦決勝の対局を使って、彼らはどういうことを(瞬時に)考えてその手を打っているのかいろいろ説明しました。

この日からなんですが、上級クラスは講義メインで、対局そのものはやらないやり方に変えてみました。
初級クラス・中級クラスはもちろん、対局メインのままですよ。

で、上級クラスの子達、普段通り教室が始まる1〜2時間前には会場に来て別室で練習対局をたくさんしているのですが、やっぱりこの日は打ち足りなかったようで、その夜オンラインオセロ教室内でプライベートトーナメントをやって盛り上がっていました。


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/
■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/



年々盛り上がりを増しているオセロ小学生グランプリ、今年も開催されます!

5月から7月の3ヶ月間、全国各地で予選大会が開かれます。
上に案内のチラシを掲載しましたので、まだ手にしていない方はご確認下さい。

チラシに書いてありますが、公式サイトは4月上旬にオープンするそうです。

 ⇒ http://www.othello.gr.jp/syogakusei-gp/

さて、昨日の記事にも書きましたが、品川では毎月2回小学生オセロ教室を開催しています。

先月だったかな、そのオセロ教室の後、教室に通うR君のお母さんから相談を受けました。

仕事の都合でお母さんが数ヶ月東京を離れる必要があり、R君はお父さんと一緒に東京に残るか、お母さんについて行って転校するかの選択で悩んでいる、と。
直感では小学生くらいだとお母さんを選択しそうですが、話のポイントはそこではありません。

お母さん曰く、R君的には

・東京に残ればこのままオセロ教室にも通える。小学生グランプリ決勝に行きやすいのではないか。
・お母さんについていった先の小学生グランプリの方が、東京より強豪が少なくて通りやすいのではないか。

なんと、小学生グランプリ決勝進出のしやすさで選ぼうとしてる。(笑)

R君はわりとおとなしめの子なのもあって、まさかオセロに対してそんな強い思い入れを持っている子だったなんて気づいてませんでしたが、いやぁ、こんな話を聞いちゃうと、なお一層鍛えてあげなきゃな、って気持ちになっちゃいますね。

あ、で、私に対する相談のポイントというのは、東京予選と、その引っ越し先の予選と、どちらの方が通過しやすいか、というもの。
いやーーー、難しい質問でした。
参加人数に対する予選通過人数の割合は決まっているので、割合的にはどこの予選に出ても一緒。
東京には強い子がたくさんいるけれども、一般の子もたーーくさん参加します。運悪く強い子が固まっちゃったリーグに入れられると通過は厳しくなるけど、強い子がまったくいないリーグに入れた場合にはとても通過しやすい。
そんなわけで、ご相談に対してはっきりとした答えはできませんでした・・・。


結局、R君はお母さんについて行くことになりまして、数ヶ月お別れになってしまいます。
でもほんの数ヶ月ということなので、小学生グランプリ決勝大会よりちょっと前にはまた戻って来られるのかな。

決勝大会に行けるよう、頑張ろうね!


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/



毎月2回、品川で小学生オセロ教室を開催しています。

昨年3月に開始したので、もう丸1年経過しました。

みんな、確実に強くなってきています。
昨年の小学生グランプリ、今月の小学生名人戦共に、あと一歩、最後勝てば入賞ってところまで行った子が数人いるのですが、惜しくもそのゲームを落としてしまっています。
ほんと、あともう一歩。

できれば今年、遅くとも来年には、当教室の子達がたくさん入賞できるようにしてあげたいと思ってます。

さて、そんなわけで昨日はオセロ教室の開催日だったのですが、まだ幼稚園生のO君がすごい手を打ったので紹介しちゃいます。

上の写真の局面、黒の番。
黒の勝ちは動かないところではありますが、ここでO君、ちゃんと時間をかけてじっくり考えます。
そして、打たれた手は・・・

●a2!

う、うまい。
この子はまだ年中さん。当教室に入ってまだ3ヶ月。
お兄ちゃんが既に有段者というアドバンテージはあるわけですが、いやぁ、それにしてもこの局面で、自分で考えて●a2が打てる年中さんってすごくないですか?!

Xにむやみに打ったらだめ、Xにある石を裏返したらだめなんていう基本的なことはちゃんとわかってる子ですから、この手はたまたま打った手じゃないですからね!

そんな感じでして、まだ教えてもいない手筋を自分の頭で考えて打ってるのを見て、めっちゃ感動してしまいました。

  * * *

O君ももちろんそうですし、この教室に通ってちゃんと力を付けている子って、やっぱり親御さんの協力が大きいですよね。
親がオセロが強いのが一番手っ取り早かったりもするのですが、オセロがわからなくても、お子さんのためにいろいろ考えてあげて環境を整えてあげてるなぁ、と。

ごくごく稀に、教室に入れとけば勝手に強くなるという幻想(?)を持っちゃってる方もいらっしゃるのですが、オセロに限らず、習いに行くだけでは大きな上達は臨めませんからね。新しいことを習って、正しい知識を身に付けて、そして普段の練習でそれを定着させる。この、普段の練習こそが大切です。

まぁこれって、オセロに限った話じゃないので、自分自身が受験勉強をしていた時のこととかを思い出せば、何をしてあげたら良いかって見えてきますけどね。ただ、手間をかけてそれをやってあげるって大変なことではありますから。小学生オセロ教室にお子さんを通わせているほとんどの親御さんたちは、毎週のようにいろんな大会に連れていってあげたり、コンピュータの使い方を教えてオンラインオセロ教室で練習できるようにしてあげたり、一緒に棋譜をならべて一緒に考えてあげたり、自分も完全にはわからないながらもお子さんのために頑張ってる方が殆どで、ほんと感心しています。

そんな感じで、親御さん達の意識がみな同じ方向を向いてることもあって、子供がライバルでありながらも、みんな仲良く楽しそうで嬉しいです。
もちろん、子供達もみんなやたら仲良く楽しんでます。

実のところ私が一番、楽しくやってるんですけどね。

東北の大清水さんのように、私も早く号泣したい!


■中島八段の小学生オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/

この小学生オセロ教室は東京の品川で開催しておりますので、遠方の方はオンラインオセロ教室をお勧めします。

■中島八段のオンラインオセロ教室
http://school.othello.org/