右図(上半分は省略)を見て下さい。黒番です。ここで下辺に打つとしたらどこに打つのが良いでしょうか。
この形では、下辺に打つとしたら黒は絶対に
A (c8) です。なぜなら、将来的に Aの頭
(c7)
にも黒が打つことが出来るからです。
では、なぜ B(d8)ではいけないのでしょう。それは白にc7に打たれてしまうからです。黒が
c8 から始めれば c7 も黒が打てるのに対し、黒がd8から始めると白にc7に打たれてしまうのです。これでは明らかに手損ですね。
黒は A に打つのが良いとさらっと書いてしまいましたが、実は重要なポイントについて触れていません。その重要なポイントとは、黒が
A に打った後に白が B と打ってきても黒は難なくe8と辺が取れるということです。「難なく」とは、ここでは「左上斜め方向の石を返さなくて済む」という意味です。 |

図 1 |