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種石 (たねいし) とは

あるところに打つのに必要な、相手の石をはさむために必要な既に盤上に置かれている自分の石。

ここで黒が●d6に打ってe5の白石を返せるのは、f4に黒石があるから。
f4に黒石があるから、●d6に打ってe5の白石を挟むことができます。

この、f4にある黒石を、●d6に打つための種石と言います。

ちなみに「種石」は「たねいし」と読みます。
「しゅせき」と読むと書いてあるサイトもあるようですが、間違いです。そのサイトを見て間違って覚えた人には通じるかもしれませんが、特に古くからのプレイヤーにはきょとんとされると思います。

さて、上の局面は実は白番です。
ここで○h4と打つとどうなるでしょう。

f4の黒石が白になりました。
f4の黒石は黒がd6に打つための種石だったので、その種石を消された黒はd6に打てなくなっています。

このように、相手の種石を自分の色にして相手の手を打てなくすることを「種石を消す」と言います。
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