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SLIM使用方法

SLIM (Standing List Maker) 使用方法
ここでは、SLIM を使ってどのように大会結果の入力が出来るのかを流れに従って簡単に説明します。

起動画面

アプリケーションを起動すると左のようなウィンドウが現れます。

Microsoft Excel のように視覚的に対戦結果表を作成することを目的としてデザインされています。

左図では、「Player」と書かれた列の「1」行目にカーソルが表示されています。カーソルの移動は矢印キー、またはクリックで行うことが出来ます。ただ、「Total」列にはカーソルを移動することが出来ません。

さて、初めの仕事は「Player」と書かれた列に大会に参加した全ての選手の名前を入力することになります。

カーソルが「Player」列にある時に F2 キーを押下、またはマウスでダブルクリックして下さい。すると次のプレイヤ名入力ウィンドウが表示されます。
プレイヤ名入力

このウィンドウではプレイヤ名を入力します。
ここで「n」と入力してみましょう。

※ 半角英小文字の「n」を入れて下さい。

するとプレイヤデータベースに登録されているプレイヤのうち、名前が「n」で始まる人の名前が入力エリア下のリストボックスに表示されます。

更にそのまま「nakaj」まで入力してみましょう。

すると今度は「nakaj」で始まる名前のみ下のリストボックスに表示されます。
選択肢が 4 つとなったのでカーソルキーを使って名前を選択してみましょう。
ここで下矢印キーを押下して下さい。

フォーカスが下のリストボックスに移り、候補の名前から選択することが出来るようになります。上矢印で上へ、下矢印で下へ選択が移動します。決定するにはリターンキーを押下します。
また、マウスを使って選択したい名前をダブルクリックしても同じ動作をします。

ここでは「中島 哲也」を選択してリターンキーを押下してみます。

カーソル位置に「中島 哲也」が表示されました。同時に、データベースに登録された短縮名、居住都道府県、段級位が表示されます。
左図のように、プレイヤ名を入力するとカーソルが 1 つ下に移動します。

後は同じ要領で参加者全員分の名前を入力します。

便利(?)機能として、名前入力エリアに何も入力されていない状態で下矢印キーを押下するかマウスでダブルクリックすると、プレイヤデータベースに登録されたプレイヤ名全てが下のリストボックスに表示されるというものがあります。この時、既に入力済のプレイヤ名については表示されません。

データベースに登録されたプレイヤ名が全て表示されてしまうので、多すぎてむしろ選択するのがめんどくさいはずです。

プレイヤ名を入力・確定するとデータベースを参照して短縮名、居住都道府県、段級位が表示されますが、これらに誤りを発見した場合にはその場でデータベースから修正することが出来ます。

該当するプレイヤ名が入力されたセルの上で右クリックするとポップアップメニューが出るので、そこから「ユーザDBの編集」を選択すると次のユーザ編集ダイアログが表示されます。

ここで各データを編集し、「OK」をクリックするとデータが更新されます。
結果入力

左図はプレイヤ名の入力が完了した画面です。

次の仕事は全ての結果を入力することです。
まず 1 行目の末國 誠 七段の結果を入力することとして、カーソルを 1 行目の「1」列に移動して F2 キーを押下するか、またはそのセルをダブルクリックして下さい。

すると、次の結果入力ウィンドウが表示されます。

左上のプルダウンで勝敗、右上のエディットボックスで石差(モードによっては石数)、その下のエディットボックスに対戦相手名を入力します。

勝敗はフォーカスのある時に上下カーソルを用いて変更するか、またはマウスで選択します。
石差は直接キー入力するか、上下カーソルを用いて変更するか、またはマウスでスピンボタンをクリックして変更します。石差にマイナスの値を入力すると、結果が自動的に「×」に変更されます。また、石差にプラスの値を入力すると結果は自動的に「○」に変更されます。

対戦相手名の入力はプレイヤ名の入力とほぼ同様で、入力する毎に候補名が下のリストボックスに表示されます。この時候補として表示されるのは「Player」列に既に入力済の選手名に限ります。

リターンキーを押下するとリストボックスで選択されている名前が対戦相手名入力エリアにコピーされます。再度リターンキーを押下すると入力完了です。

入力を確定すると、左図のようにセルに入力した情報が表示され、カーソルは右に移動します。
引き続き同様の手順で 末國 誠 七段 の 2 回戦の結果を入力します。

左図は 2 回戦の結果を入力したところです。村上 健 九段の 2 回戦のところに「× -16 末國」と表示されています。
このように、一人の結果を入力するとその対戦相手の対応するセルにも同様の(反対の)結果が自動的にセットされます。

便利機能として、対戦相手名入力エリアに何も入力されていない状態で下矢印キーを押下するかマウスでダブルクリックすると、「Player」列に入力されたプレイヤ名全てが下のリストボックスに表示されるというものがあります。この時、当該ラウンドの結果が既に入力済のプレイヤについては表示されません。
石差モード / 石数モード

「ツール」メニューの「オプション」コマンドを選択すると左のようなダイアログが表示され、各種設定を行うことが出来ます。

表示・入力方法で「石数」を選択して「OK」をクリックすると次のような表示になります。

左図は「表示・入力方法」を「石数」に切り替えた時の画面になります。

各ラウンドの結果及び合計が石差ではなく石数で表示されています。

この設定は「テキスト形式で保存」するときにも影響し、石数モードに設定した状態でテキスト形式保存を実行すると、石数で保存されます。
自動組み合わせ機能 〜 ver0.9 の新機能

ver.0.9 で新たに実装された機能が自動組み合わせ機能です。

ここでは例として、左図をご覧下さい。5 回戦まで終えたところです。ここで 6 回戦の組み合わせを SLIM によって行ってみます。

「6」と書かれたセル(「Total」の左のマス)にマウスカーソルを移動し、そこで右クリックします。

すると左図のようにポップアップウィンドウが出ます。

ここで「組み合わせ作成」を選びます。

※ 「結果入力」 はまだ実装されていません。

すると 6 回戦の列に自動で組み合わせが生成されます。

この「組み合わせ作成」を実行する前に、何組かの組み合わせを手動で設定しておいても問題ありません。「組み合わせ作成」機能は、まだ相手が入力していない部分について組み合わせを行います。

組み合わせにどのようなアルゴリズムを使用しているのか興味のある方は、こちらをご覧下さい。


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