世界選手権、予選終了

2010年11月13日(土)

　 第34回世界選手権、2日間13試合の予選が終了しました。

　準決勝進出を決めたのは以下の4名：

1.	高梨悠介　七段	日本	10勝2敗1分
2.	Michele Borassi	イタリア	10勝3敗0分 1144pts.
3.	Imre Leader	イギリス	10勝3敗0分 1094pts.
4.	Piyanat Aunchulee	タイ	10勝3敗0分 1060pts.

　トップ通過の高梨八段は、最終戦で9勝3敗の滝沢九段と対戦。昨年までは最後2試合は同国選手は当たらないルールだったが、今年から変更になった模様。この試合を制した高梨八段が、昨年に続き準決勝進出。

最終戦を残して10勝を挙げ、予選通過が確定していた一昨年のチャンピオン Michele Borassi は、最終戦で敗れたために2位通過。

　2日目第1試合で3敗目を喫した滝沢九段、がけっぷちから4連勝を決めるも、最終戦で高梨八段に敗れ準決勝進出ならず。

　今回初参加の佐々木七段、初日はなかなか調子が出なかったものの、2日目は5勝1敗でトータル8.5勝、8位の好成績。

　準決勝の組合せは 高梨八段 - Piyanat Aunchulee、Michele Borassi - Imre Leader。それぞれ35分持ちの 3 番勝負。決勝は高梨八段 vs Michele Borassi という、現チャンプ vs 前チャンプという顔合わせになる可能性が高い。あぁ、準決勝開始の17:30が待ち遠しい！

　女子の部は優勝間違い無しと思われていた谷澤五段が、6勝7敗で予選落ち。聞くところによると体調を崩しており、今大会の参加もあやぶまれていたとのこと。来年は是非ベストコンディションで、リベンジに行きましょう！

　団体戦は、やっぱり結果的には日本チームが優勝。2位のイタリアに3勝差を付けての優勝となりました。オセロ王国日本、これで6年連続の世界一。

2010年世界選手権公式サイト

　　　http://www.worldothellofederation.com/woc2010/

世界オセロ連盟公式サイト

　　　http://www.worldothellofederation.com/