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そろって初段になった諒君と諄君 |
いまや品川キッズオセラーの古株的存在となった双子の篠原兄弟、先日の品川シーサイドオープンでそろって4勝を挙げ、ついに有段者の仲間入りをしました。
現在小学3年生の諒(りょう)君と諄(じゅん)君、品川に初めて来たのは小学校に上がる直前、2年前の3月。諒君と諄君、そしてたぶんお父さんも、家族みんなでやっているうちにオセロがとっても楽しくなり、ネットで検索して品川支部を発見、そしてまずはオセロ教室に参加、となったのでした。
諒君と諄君はその翌月に天王洲ジュニアカップに参加。諒君は3勝3敗、諄君は4勝2敗と、初めての大会参加ながら2人とも好成績。二人とも一年生になりたてでこの成績、ちょっとびっくりしたものです。
その後は普段品川に来ている人ならご存知の通り、お父さんと3人で毎週のようにオセロ教室や大会に参加、ぐんぐん力を付けて行きました。家では毎朝学校に行く前に2人で勝負するのが習慣になっています。「負けた方が後片付けをする」というちょっとしたペナルティ(?)があるのも面白いところです。
お父さんも2人と同等かもしかするとそれ以上にオセロにのめり込んでいるのが、諒君と諄君にとって幸いなところ。「今週は疲れたからオセロはやめておこうよ」といったことをパパに言われちゃったりがまずないわけですからね。パパが率先して「行くぞ!」となるわけですから、オセロが楽しくてしょーがない子供にとったらサイコーの環境です。
実際、パパも含めた3人の中で、品川に来始めた頃と比べて一番「強くなったなぁ」と思うのがパパなんです。諒君と諄君があと1つ勝てば初段というチャンスを何度か逃しているうちに、パパは今年のメガハウスオープンで4勝、息子を差し置いて自分が先に入段したりしています。
一番印象的だったのが2月のりんかいチャレンジカップ。この時参加したのはパパと諄君。大会前、パパは諄君に「今日はお父さんが優勝しちゃうぞ〜」と挑発。その挑発に対し「勝つのは自分だ」とばかりにいつも以上に真剣な顔で打っている諄君。そして結果は・・・
全勝同士の親子対決を制したパパが全勝優勝、諄君は準優勝でした。
こんな感じで、パパが自分自身も楽しみながら、うまいこと挑発したりして諒君と諄君を引っ張って、そしてみんなで強くなっていってる篠原ファミリー。諒君と諄君が「小学生日本一」を争う力を身に付けるのに、あとそう長い時間は要さないと思っています。
【東京:中島哲也】
日本オセロ連盟品川支部 - オセロ教室
http://seaside.othello.org/renshukai/beginner.html