第33回世界選手権、2日間13試合(人によっては14試合)の予選が終了しました。
準決勝進出を決めたのは以下の4名:
1. |
末国 誠 九段 |
シンガポール |
10勝3敗 |
2. |
滝沢雅樹 九段 |
日本 |
9勝3敗1分 1137pts. |
3. |
高梨悠介 七段 |
日本 |
9勝3敗1分 1103pts. |
4. |
Matthias Berg |
ドイツ |
9勝3敗1分 1069pts. + プレイオフ勝利 |
トップ通過の末国九段は、11試合を終えたところで10勝を挙げ、早々に予選通過が確定。その後2試合は気が抜けたのか連敗したものの、そのまま逃げ切ってのトップ通過となった。
1日目を6.5勝で単独トップに立った滝沢九段、2日目3敗を喫するも、稼げるところでしっかり石を稼いだのが利き、ポイントで2位通過。
高梨七段は3試合を残して3.5敗目を喫し崖っぷちに立たされるも、最後3連勝でしめてしっかり3位通過。
初日5試合終わったところで3敗目を喫した岡本七段、そこから怒涛の7連勝で通過まであと一歩のところまで行ったが、最後
Matthias Berg に敗れ 8 位で終了。
4位通過はMatthias Berg。最終戦で岡本七段を破り 4/5位プレイオフに進出、フランスのSebastien
Barreを下し今年も準決勝進出。
準決勝の組合せは 末国九段 - Matthias Berg、滝沢九段 - 高梨七段。それぞれ35分持ちの
3 番勝負。優勝経験のある滝沢九段と末国九段は準決勝では当たらず。決勝は優勝経験者同士のケースもあるし、どちらが勝っても初優勝となるケースもあります。あぁ、準決勝開始の17:30が待ち遠しい!
女子の部は浦島五段が 8 勝 5 敗の好成績でトップ通過。決勝の相手はスウェーデン代表の
Veronica Stenberg。女子の部決勝は 1 番勝負で行われる。対局は無差別決勝第2局と同じ時間帯に行われるので、23:40頃の試合開始となる。
団体戦は、結果的には日本チームが楽々の優勝。12試合終了時点で、1試合を残して優勝を決めた。そりゃぁ、3人中2人が予選通過、あと1人もぎりぎりの予選落ちなんですから、団体優勝に決まってますよね。オセロ王国日本、これで5年連続の世界一。
2009年世界選手権公式サイト
http://www.worldothellofederation.com/woc2009/
世界オセロ連盟公式サイト
http://www.worldothellofederation.com/