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コラム
茨城ブロック長・鬼澤慎人
2006年6月12日(月)

 茨城ブロックのブロック長、鬼澤慎人氏をご存知でしょうか。

 プレイヤ上がりの人間ではなく、また、オセロに関わっているのもここ数年ということで、知らない方が多いのではないかと思います。この鬼澤氏、その能力と人脈をフルに活用し、特に水戸地区でのオセロ普及に尽力されている人です。

 私が鬼澤氏と直接会って話をして持った印象に、鬼澤氏と関係している人間から聞いた情報を交え、鬼澤氏の活動や人柄を紹介したいと思います。

鬼澤氏のオセロとの関わり

 2004年3月ごろ、水戸市役所職員やその他の有志からなる勉強会、「平成水戸塾」において水戸市生まれのオセロを通じた街づくり・地域の活性化ができないかとの提案があった。自らもこの会に参加していた鬼澤氏は、ここから「水戸に世界選手権を誘致する」との壮大な目標をかかげて日本オセロ連盟水戸支部を設立。世界選手権の誘致に成功し、また水戸オセロプロジェクトいばらき推進委員会を茨城県政財界要人協力の下で立ち上げた。

 現在は10月に迫った世界選手権に向けて、茨城県内の機運醸成活動に懸命に取り組んでいる。

スタッフから見た鬼澤慎人という人

 鬼澤氏は郷土に対する愛情がとても強く、特に生まれ育った水戸をどのようにして元気にさせるかということを真剣に考えている。茨城県に戻ってからはJC(青年会議所)での活動、そしてNPOの設立など大変な活躍をされている。JCや仕事を通じて幅広い人脈があり、多くの人から慕われ頼りにされている。

 鬼澤氏はリーダーとして突出した力を持っている。チームワークを重視し、メンバー一人一人に適度な責任と役割を与えている。そのおかげでブロックスタッフは一体感を持って活動をすることができ、高い成果を上げる事ができている。ブロックスタッフからの信頼感は絶対的なものがある。その先見性とリーダーとしての力量は今後のオセロ界には絶対に必要だと思う。

中島から見た鬼澤慎人という人

 何にしても力のある人。「プレイヤ上がりではない」というのがむしろ長所で、私のようなただのオセロ打ちとは違った目線でオセロの普及について考えられる人。こじんまりとした考え方しか出来ない人間からしてみれば「んな無茶な」というような壮大な目標を立てることが出来、能力と人脈を生かしてそれを実現してしまう人。

 今後オセロ界を更に活気のあるものにして行く為に、鬼澤氏のような人は不可欠だと思う。世界選手権以降もいままでと同様かそれ以上に、オセロに関わってくれることを切望している。

経歴

1985年に上智大学経済学部卒業後、株式会社第一勧業銀行、ソロモンブラザーズ・アジア証券会社にて、金融のスペシャリストとして活躍。その後茨城県に戻り、茨城県大同青果株式会社を経て、2000年より株式会社ヤマオコーポレーション代表取締役。

要職

 NPO法人 茨城県経営品質協議会 代表理事
 NPO法人 茨城の暮らしと景観を考える会 理事
 NPO法人 雇用人材協会 理事
 NPO法人 社会起業家ビジネススクール 副理事長
 経営品質協議会指定講師
 日本オセロ連盟茨城ブロック ブロック長

著書

 「実践!経営品質」共著 (日本能率協会マネジメントセンター)
 「経営品質向上テキスト」共著(生産性出版)
 「行政経営改革入門」共著(生産性出版)


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