東京ブロック予選大会実況

2005年6月19日(日)

　6月19日、東京ブロック大会(男子・女子・小学生の部)が品川区荏原第一地域センターに於いて開催された。参加者は男子の部17名、女子の部7名、小学生の部14名。

　まず小学生の部、小学生名人の榎本三段が予想通り他のプレイヤーを圧倒。6試合で石計が335石とあまりにも圧倒した展開でトップ通過した。その榎本三段の妹榎本 2 級もこのクラスの他プレイヤーを圧倒して 2 回戦までで合計100石強をとり、三回戦で兄妹対決が実現。兄妹対決には敗れたものの、残り三戦を圧勝し、ワンツーフィニッシュを
飾った。
　3, 4位には宇佐美選手、石井選手が入り、4人の代表中2〜4位を女子プレイヤーが占める結果となった。

　女子の部は、参加者 7 名ということで総当たりリーグ戦を行った。大柳五段、龍見初段は早々と通過が決定。残りの 1 枠を工藤二段、大野 1 級で争う形となった。最終戦で最後まで残った龍見初段vs工藤二段において工藤二段が勝ちならば4-2で工藤二段が予選通過、工藤二段が敗れれば大野 1 級-松尾 2 級戦の勝者が 3 勝トップで勝ち抜けという状態となったが、工藤二段が龍見初段に勝ちきり、見事自力で全日本へのチケットをゲットした。

　男子の部は昨年までの 3 部門が統合された形となり、去年までのプレイヤーがほぼそのまま参加。
　今年も昨年同様波乱のスタート。山口三段が中野初段に、高島四段が磯部 2 級に敗れ、黒星スタート。しかし両者ともそこから手堅く 3 連勝と地力を見せた。
　出だし 3 連勝は長崎三段、表寺四段の2名。勝った方は予選通過を決定づける 4 回戦の全勝対決、制したのは長崎三段。
　そして最終戦、1 敗の山口三段は長崎三段を下し、逆転のトップ通過。敗れた長崎三段ももちろん通過。高島四段-表寺四段の 1 敗対決は高島四段が勝利し通過、敗れた表寺四段は 3 勝の石差マイナスとなり出場権を逃した。
　3 勝 2 敗で通過を決めたのは他に岩崎二段、渡辺二段、菊池初段、田中初段。

【東京： 渡辺敬一】

日本オセロ連盟公式サイト - 大会結果

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