和泉二段、水戸定例会優勝

2005年4月17日(日)

　4月17日、水戸市男女文化センター「びよんど」において第8回水戸定例会が行われた。参加者は過去最も少ない13名。

　5回戦を終えて優勝の可能性があるのは、和泉二段、高島四段、古川１級の3人となった。この時点でのトップは高島四段で4勝1分+144石、2位は和泉二段で4勝1分+128石、３位は古川１級で4勝1敗+65石。高島四段と和泉四段は3回戦で対戦して引き分けとなっており、最終戦は高島四段−古川１級、和泉二段−小林初段となった。

　和泉二段は中盤で大きな優勢を築いて、そのまま小林初段を押し切り40石勝ちを納めた。この時点で古川１級の優勝が消滅。高島−古川戦は極めて難解な盤面になり、わずかに高島四段が有利なように見える状態で終盤を迎えた。ここで高島四段が力を見せて勝つものの石を稼ぐことができず、12石勝ち。その結果和泉二段が石数で上回り逆転、5勝1分+168石で水戸定例会初優勝を収めた。準優勝はわずかに石が足りなかった高島四段で5勝1分+156石、3位は4勝2敗+102石の木下四段。

【東関東：和泉 貴士】

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